実験を続けてきて気づいたことがあります。
例を挙げて説明した方が
わかりやすいと思うので、
先日の他者に対する決めつけを例にとりますね。
距離を置ける人ならともかく、
同僚や家族など、
そうはいかない環境の中に、
イヤな人がいて困っているとします。
そういうとき、
この人に対して、
自分の何がいけなかったんだろう
って考えるのって、
あまり役に立たないんですよ。
それをやって、
うまくいくことは、ほとんどないでしょう。
なぜなら、
この意識の向きは、
「なんでも私が悪い」だからです。
そしたら、
悪い自分を、
人が責める状態が現実化してしまうでしょ。
自己価値も下がるし、
周波数も落ちます。
私がよく意識の向きに気づくことが大事だと言っているのは、
自分を責める方向で内観することを
推奨しているのではありません。
そうじゃなくてね、
シンプルに意識の向きがどっちを向いているのかに
気づくだけでいいんですよ。
さっきの例でいうと、
自分の意識の向きが
「この人は仕事ができない、めんどくさい人」
っていう方向に向いていて、
それが現実化しているということに気づいたら、
「ああ、なるほど、そういうことだったのね」でいい。
「そう思っていた自分が
悪かった」はいらない。
その上で、
じゃあ、私が気持ちよく仕事ができる方向に、
意識の向きを変えましょうでいいわけ。
この違い、
お分かりですよね。
中には、
意識の向きを変えても状況が変わらない場合もあります。
その場合は２つあって、
意識の向きが表面的にしか変わっていない。
心から意識の向きを変えてみようというスタンスになっていない。
でも、この場合も自分が悪いって思わないでね。
別に悪いわけじゃないのよ。
もしも、どうしても意識の向きを変えることに抵抗があるなら、
抵抗があることに気づいて、受け入れ、
そのまま自分を受容し続ければ、
愛が充電されて、ある段階まで来ると、
意識の向きを変えられるようになります。
もう１つは、
そこはあなたのいる場所ではないので、
その場所から出て
自分が本当にやりたいことをやろうと決意できるように、
宇宙がそういう人を登場させている場合。
この場合は、
ものすごくはっきりしたサインがあって、
たとえば会社を辞めようって明確に決意した段階で、
なぜかそのイヤな人は、
あなたに対してイヤな態度を取らなくなります。
心の中で決めただけで、
退職届も出していないのに、
そういう現象が起こることが多いです。
なぜかわかりますよね。
その人はもう、
あなたをやめさせる役割を果たす必要がなくなったからです。
人間関係だけでなく、
収入や健康や成功に関わることも、
やっぱり自分の意識の向きがどうなっているのかに、
気づくことは、とても大事です。
それ以前に大事なことは、
自分がどうしたいのかとか、
自分にとっての幸せって何なのかを知っていること。
私たちが知る必要のあることって、
この２つなんですよ。
それさえわかっていれば、
最高の人生を
毎瞬創造できる。
意識の向きを、
真の幸せの向きに合わせ、
その向きと違う向きに意識が向きそうになったら、
真の幸せの向きに、変えればいい。
ちょっと機械的なくらいシンプルなものなんだなあ
って気づきました。
実はカンタンなことなので
ぜひ活用してみてください。
それではまた
今日も素敵な一日を
