光のお仲間のみなさん、こんにちはニコニコドキドキラブラブドキドキ
 
今からお話しすることは、
かなりマニアックな話なので、
興味のない方はスルーしていただいて結構です。
 
 
昨日の夜に
バレーボールの男子チームが、
オリンピックで29年ぶりに
予選を突破しました。
 
29年ぶりだよ、
29年ぶり。
なんちゅう長い年月だったんだ……。
 
(出典:NHKwebニュース)
 
 
1992年のバルセロナオリンピック以来、
決勝リーグに一度も進んだことがなかったってことよ。
 
 
2008年には
世界最終予選を突破して、
16年ぶりに北京オリンピックに出場できたんですけどね。
 
 
あの時の世界最終予選は
日本の東京体育館で行われたんですが、
私は小学生の頃からバレーボール観戦が大好きだったので、
ここぞとばかりにほとんどの試合を会場で観戦し
大声出して応援していました。
 
 
あの熱気たるやすさまじかったです。
荻野選手が最後の1点を決めて、
オリンピック出場が決まった瞬間
本当に東京体育館にヒビが入るんじゃないかってほど、
大歓声が沸き起こりました。
 
 
だけど、
そうやって16年ぶりにオリンピック出場できたのに、
1勝もできませんでした。
 
 
話は戻りますが、
なんで小学生の時から好きだったかっていうと、
知らない人は知らないと思うけど、
その昔「ミュンヘンへの道」っていう
バレーボールの全日本男子チームの
金メダルへ向かって猛特訓している
実写と半々のドキュメンタリーアニメがあったんですよ。
 
 
当時はね、
巨人の星とか、柔道一直線とか、
スポコンアニメ真っ盛りの時代でしたが、
「ミュンヘンへの道」は
星飛雄馬も真っ青の実話だからね。
 
 
ひとり一人の選手に感動のドラマがあってさあ。
泣けるんだよね、それが。
 
 
子ども心に選手たちの勝利にかける姿に魂を揺さぶられ、
原作本を全部本屋で買って読みましたからね。
 
 
そして、
日々特訓している選手たちを心から尊敬するようになり、
熱心に応援するようになったんです。
 
 
今は、
速攻とか、
誰かがおとりに飛ぶ
コンビネーションバレーなんて当たり前ですが、
それを発明したのは、
当時の全日本の監督だった松平さんですからね。
 
 
彼は東京オリンピックで、
女子バレーが金メダルを取り、
東洋の魔女ブームが巻き起こったとき、
銅メダルを取ったのに全く注目されなかったことが、
どうにも悔しかった。
 
 
「今に見ていろ!絶対に金メダルを取ってやる!」と、
高さとパワーの外国勢を打ち破るために
速攻コンビネーションバレーを生み出し、
さらに、手のひら一枚でレシーブする、
フライングレシーブも開発したんです。
 
 
そして、
本当に1972年のミュンヘンで金メダルを取った。
 
 
あの当時はアニメの効果もあって、
男子バレーはどこの会場も超満員でした。
 
 
私はその頃からず~~~っと応援しており、
だんだんマニアックになってきて、
東京でコピーライターをしていた頃は、
関東の大学リーグ戦とかも見に行くようになり、
「う~~~ん、この選手は将来有望だな」と
お前はスカウトかってくらい、
熱心に観戦していました。
 
 
ところが、
松平さんが発明した
速攻コンビネーションバレーを、
海外の選手たちも取り入れてさらに発展させるようになり、
身長とパワーが劣る日本チームは、
徐々に勝てなくなっていきました。
 
 
だから決勝リーグどころか、
オリンピック出場すら北京以来できなくなっていたんです。
 
 
それがそれが、
苦節29年!
 
外国人選手のような高さとパワーに寄っていくのではなく、
自分たち日本のバレーである、
バレーセンスの高さとうまさ、敏捷性、
そして精神的な強さを兼ね備えた選手を厳選し、
今のチームが出来上がったんです。
 
 
だから、
平均身長は歴代の全日本チームの中では、
低いと思うんですよね。
 
 
でも、日本のバレーを追求できる選手を揃えたことで、
勝機を生み出した。
 
 
以前の記事でも水泳の萩原さんの言葉を紹介しましたが、
やっぱり自分たちのプレーを貫くところに勝機があったんですよ。
 
 
私は泣けたね。
そんな彼らの姿を見て。
 
 
よくここまで来たよなあって。
 
 
バルセロナ以来の決勝リーグ進出だったわけですが、
バルセロナ時代のエースは中垣内さんです。
 
 
その彼が奇しくも今のチームの監督をやっているんですよ。
 
 
私は彼が筑波大学の選手で、
まだ全日本に選出されていない頃のプレーを見たことがあるのですが、
一人だけスパイクの打点が違うんですよ。
 
バレーボールの選手たちはジャンプ力があるので、
みんな2階から打ってくるくらいに見える。
 
 
でも中垣内さんは、
一人だけ3階から打っていた。
めっちゃジャンプ力がある。
 
その高さから、
刃物みたいな切れ味のあるスパイクを打ってくるから、
まともに打たれたらほぼレシーブ不能です。
 
2年生なのに、すごい選手が出て来たなって思っていたら、
あっという間に全日本のエースになりました。
 
 
そんなガイチも白髪交じりのおじさんになって、
29年ぶりの予選突破を指揮していた。
 
 
涙をこらえて勝利インタビューに答えていましたが、
特別な感慨があったと思います。
 
 
ホント、マニアックな話で申し訳ないんですが、
あまりに感慨深くて思わず書いてしまいました。
 
 
やっぱりさ、
自分のプレー、
自分はコレなんだ!を貫くことなんだね。
 
 
日本のバレーボールの長い歴史を振り返っても、
やっぱりそうなんだなっていうことを、
再確認できてよかったです。
 
 
決勝リーグは強豪チーム揃い。
でも、あのメンバーなら、
全身全霊で日本バレーを体現してくれると信じています。
 
 
29年分の感動をありがとうございましたブーケ1ブーケ1ブーケ1
 
 
それではまたニコニコドキドキラブラブドキドキ
今日も素敵な午後をキラキラ虹クラッカークラッカークラッカークラッカークラッカークラッカー虹キラキラ
 
 
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