光のお仲間のみなさん、こんにちは。
今、新青森駅です。こちらは台風の影響もなく、
穏やかに晴れています。
新幹線を一本早いのと勘違いして、
早く着いてしまったので、
待合室で更新中です。
さて、
八戸の実家から始まって、
奥入瀬、八甲田、弘前と、
自分とゆかりのある場所を回ってみて感じました。
自分の生まれ育った土地や、
そこで関わった人たちは、
すべて宝物だったんだなって。
どれも今の自分を形成するために、
欠くことのできないものだったんだと
心から思えました。
２０代～３０代の頃は、
とてもじゃないけど、
そんなふうには思えなかったんですけどね（笑）
なんでそう思えるようになったかというと、
あるときに思ったんです。
青森県を知っているようで、
実はよくわかっていないんじゃないかって。
行ったことのない場所もたくさんあるし、
勝手にただの田舎だって思ってるだけじゃないのかって
それが今から１０年ぐらい前ですかね。
ちょうどこの仕事を始めた頃です。
自分のことだってよくわかっていなかったじゃないか。
一回まっさらな目で見てみようと。
それであちこち行ってみたら、
素晴らしい場所がいっぱいあったんですよ。
自然の豊かさ、雄大さ、繊細さはもちろん、
文化や習俗も特色があって面白い。
棟方志功や太宰治はもちろん、
ピコ太郎もりんごちゃんも
王林ちゃんも青森が生んだ異才。
面白い個性を持った人をたくさん排出しています。
実は素晴らしい土地だったんだって
初めて分かりました。
それと同時に、
自分の中にも
青森のエネルギーや文化が息づいていて、
それが自分の個性や強みにもなっている
と気づきました
人って、
自分自身のことも、
実は分かった気になっているだけで、
いかに素晴らしい個性を持っているのか、
いかに素晴らしい才能を持っているのか、
気づいていないことが多いです。
あなたが普通にやっていることほど、
すごいことだったりしますよ。
自分では普通のことだと思っているから、
それがいかにすごいことか、
認識してないんですよね。
人間はどうしても、
できていないところに目が向いてしまうから、
すでに持ってるものほど気づかないんですよ。
そして、
ありのままで完全にもかかわらず、
そんな素晴らしい個性を持っている自分に、
何かを足そうとしたり、引こうとしたりしてしまう。
それより、
持って生まれたものを活かすだけでいいのに。
自分がどんなに素晴らしい人間なのか
知りたいと思ったら、
まず、自分が日常的に当り前だと思ってやっていることを振り返ってみるといいと思います。
よくよく考えてみると、
結構すごいことやってますよ。
毎日会社に行ってるだけで、
私はすごいなあと思いますよ。
私だったら、
今日は行くのやめようかなって思って、
サボるかもしれませんからね。
道路工事しているところで、
真っ黒に日に焼けて交通整理をやってる人たち
っているじゃないですか。
私はあの人たちを見ても、
すごいなあっていつも感心してしまいます。
あれって結構過酷な仕事ですよ。
一日中立ちっぱなしだし、
危険も伴うし、
よくやってるよなあって思います。
こんなふうに、
あなたが普通にやっている仕事だって、
きっとかなりすごいことですよ。
もっとすごいすごいって認めていいと思います。
仕事に限らず、
日常的にやっていることを一つひとつ振り返ってみると、
そこに自分の個性や才能がちゃんとあることに気づきます。
ちなみに、
自分の生まれ故郷を再探訪してみるのも、
すごくいいと思いますよ。
自分の生まれ育った土地のよさって何なのか？
それがわかると、
自分の中にもそれが息づいていることに気づきます。
それが自分の強みであり、魅力でもあるということも、
きっとわかると思います。
この世で一番不思議なものは、
「自分」なんですよ。
自分のことが一番よくわかっていない。
自分というものは、
自分の外の世界に映し出されている。
それによって人は自分を知ることができる。
その意味でも旅って、
自分の外の世界を探訪しているようで、
より深く自分を知るための探訪にもなっている気がします。
だから私は旅が好きなのかもしれません。
あなたが、
ますますご自身の素晴らしさに気づけるように、
心から祈っていますね。
それではまた
今日も素敵な花金の午後を
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