たとえば学校の成績。
たくさん点数を取った人順に、順位がつけられますよね。
オリンピックでも、
記録や点数で順位がつけられます。
順位という概念は
縦方向の価値観なんです。
優劣や上下の価値観ということ。
そんな価値観に従って、
私たちは競わされてきた。
そして、その価値観から自分を見たとき、
誰かの方が上で、
自分の方が下だったりすると、
くやしがったり、
卑屈になったり、
落ち込んだりしていました。
ところが、
これからの時代は、
その価値観が、
縦軸から横軸に変わります。
上下優劣の縦軸に並んでいたものが、
同じ高さの横軸に転換される。
オリンピックの金銀銅メダルも、
金と、銀と、銅という、材質の違いに過ぎなくなる。
金メダルの人が、
銀メダルの人よりも偉いという価値観ではなく、
それぞれに素晴らしいと賞賛される。
人それぞれ違うだけで、
その違いが面白いし、
素晴らしいと認められるようになっていくんですよ。
人は、もう優劣に縛られなくなる。
それより、
いかに自分らしさを追求するかに熱中するようになる。
もし縦軸があるとしたら、
それは人と比べてどうであるかという軸ではなく、
昨日の自分と比べて、
今日の自分がどう違うかという軸になる。
昨日の自分が今日の自分よりも
上だとか下だとかいうわけではなく、
昨日は昨日、
今日は今日という違いを示すだけのものになるでしょう。
今朝の記事で、
意識の目覚めに関する話をしましたが、
この目覚めに関しても、
早く目覚めている人の方が優れている
というわけではないんですよ。
それぞれの人が、
それぞれのプロセスや、
したい体験をしているだけ。
でも私のブログを読んでくださっているような方たちは、
宇宙の法則や
目覚めにも興味を持っていらっしゃる方が多いので、
目覚めのプロセスの進行が早いんですよ。
そういう好みだっていうことですね。
それ以上でも、
それ以下でもありません。
あなたの追求したいことを追求し、
あなたの体験したことを体験していいんです。
それではまた
今日も楽しい午後を
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