正午に真鶴町でも１分間サイレンが鳴り、
戦没者慰霊の黙祷をしました。
今日も平和で、
普通にご飯が食べられて、
お風呂にも入れて、
水道も電気もガスも使えて、
ありがたいですよね。
これが戦争中だったら
そうはいかないでしょう。
爆撃機が飛んで来たら、
明日にも死ぬかもしれない。
まして出征していた兵隊さんたちは、
もっと死を身近に感じていたと思います。
今の日本は戦争中ではありませんが、
それでもみんな、
いつかは死にます。
魂は永遠だとしても、
肉体には使える期限というものがあるからです。
子どもの頃は、
死なんて、遠い遠い先のことのように思えるものですが、
歳をとるにつれて、
だんだんそうは思わなくなってきますよね。
でもそれってすごく大事なことだと、
最近感じています。
「死」というものがちゃんと自分にも訪れるんだと思うと、
一日一日を大事に過ごそうと思えるからです。
さらに、
命が与えられていること、
今、こうしてちゃんと生きていることに、
感謝する気持ちも湧いてきます。
生きていること自体が、
幸せなんだということも腑に落ちてくる。
あなたの命が今ここにつながっているということは、
何代も何代もの命の連鎖があってのこと。
冗談でもなんでもなく、
人類発祥の地点まで遡れることです。
たくさんの命を引き継いで、
命の最先端を、あなたが生きている……。
そう思うと奇跡以外の何ものでない気がしますよね。
それでも、
私たちはいつかは死にます。
その死も
必ずしも遠い遠い先にあるわけでもない。
そう自覚することは、
命を完全燃焼ことにつながる気がします。
だから私はあえて、
「自分はいつかは死ぬんだ」と思って生きています。
そうすると、
今自分が本当に幸せを感じられることを、
できるだけしてあげようという気にもなるからです。
今日も一日幸せでした。
きっとあなたも
今日一日、
素晴らしくよくやったと思います。
明日も、お互い幸せでありましょう。
それではまた明日
今夜も幸せな夜を
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