私たちは今、大事なものを取り戻しつつある

今朝も心を込めて関西の台風の被災地と北海道の地震の被災地に光を送りました。被災地の一日も早い復興を心からお祈りいたします。

昨日テレビで北海道の被災地の映像を見ました。

とても胸が痛みました。

全道が一時は停電になり、不便な生活を強いられている方も多かったと思います。

昨日の記事に寄せられたコメントの中に、北海道の方からのものがあって、その内容がとても心に響きました。

りすままさんからのコメントです。

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無題

光を送って頂いたみたいで。ありがとうございます。
皆さんにも幸あれ。
まだ電気は戻りませんが、大きく困った事は無いですし、幸せです。
信号が付いていないけれど、ドライバー同士が譲り合ったり、アイコンタクトしたりしながら走る体験が幸せでした。
それ以外にも、譲り合ったり励ましあったりする姿に勇気付けられ、嬉しかったです。
通信が戻って、ブログを見たら、光を送ってもらえて、嬉しい！
ありがとう！
めっちゃ幸せだな。

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不便な生活の中で、逆に人の心のやさしさに触れて幸せだって思いっている。なんか涙が出そうです。

北海道には私も3年くらいかなあ、毎月コースを開催するために通っていたことがあります。

日本全国いろいろなところに出張していましたが、北海道の人は、特に助け合いの精神が強くて、いつも感動させられました。

コースの中で解放が起こると、感極まって涙を流すメンバーが多くかったのですが、別に申し合わせたわけでもないのに、みんなティッシュをボックスで持ってきていました。

自分がボックス一箱分泣くからではなく、他のメンバーにも使ってもらえるように持ってくるんです。

飲み物も2リットルのペットボトルを持ってきて、いつも紙コップを用意してくれていたし、お菓子もたくさん買ってきて、みんなで分け合って食べました。

寒い北の大地を開拓するとき、自然の厳しい環境の中ではお互いに助け合わなければ生き延びられなかったからかもしれません。だからそんな助け合いの精神が根付いたのかもしれませんが、それにしても心の温かい人が多かったです。

そんな私の大好きな北海道の惨状を見ると、本当に胸が痛みました。

でも、生活が不便になったら、人はいつも以上に助け合うようになる。それがりすままさんのコメントから伝わってきました。

信号がない交差点で、お互いに勝手な運転をするどころか、互いに譲り合いながら運転する。他の国だったら、交通事故が多発しているかもしれません。でも日本には譲り合いの精神がまだ息づいているから、事故もそんなに起こらない。

災害ってできれば起こってほしくないなあと思います。