先日あさイチで「看取り」の特集をしていました
職場へと向かう車のなかで
到着したときには、涙があふれて
NHKプラスは登録しているけれど、再度見返すことはできないくらい
気持ちがはいってしまう内容でした
私にとって「看取り」とは
誰であっても「あたりまえに起こる」
その最期の時間をともに過ごさせてもらうこと
この世に生まれてくるときとおなじくらい
とっても特別な瞬間
病院で、私の知らないところで
一人命を終える
それを想像するだけでも耐えがたい苦痛だったからこそ
私は父も母も「自宅で看取る」ってことに
なんの不安も疑問もありませんでした
考えたら、最初の看取りは
20年以上の時間をともに連れ添った猫でした
その後
父を看取り
父と母の猫を看取り
母を看取り
どんなときも最期の瞬間を
「一人さみしく迎えさせることだけはしたくない」
ただただその思いだけで
ここまで来ている気がします
だからこそ
私自身が後悔しないために
最期のときを一緒に過ごさせてもらえたことに
感謝しかないです
私の周りで共に支えてくださったすべての皆さん
「あなたはよくやったよ
「こうして病院から自宅に連れ帰るっていう人はなかなかいない
「私も勉強をさせてもらったよ
「いつまでも悲しまないで
「お父さんもお母さんも幸せだよ
「素敵なお父さんとお母さんだったからこそ、あなたみたいな人がいるんだね
そんな風に声をかけてくれるけど
なんだかうわの空…
「さみしくなるね…
「お母さん みんなに愛されてたよ
その言葉にまた涙…
最期のときを過ごさせてもらったことに
感謝しかない
私は幸せものだ
いつかは終わりが来るものだから
自分が後悔しない生き方を選択し続けていこう