『縄文時代』は自然と共生し、争いのない平和な時代だったのか？

『2年生存率０％を生き抜いて』

28歳で腎臓の希少がんに罹患。

24年前の発病当時、

一番の希望は生の体験談でした

発病からの生還記録を綴りました。

今は現在の活動です。

生還記録/最初はこちら

杉浦貴之『【28歳で希少がん】がん発覚～入院生活①』オフィシャルブログとなったことを機に、改めて発病からの生還記録を綴ってみたいと思います。『2年生存率０％を生き抜いて』28歳で希少がんに罹患。22年前の発病…

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縄文時代とは？

話題のペンキ画家ショーゲンさん関連の動画を見て、改めて古代を深堀りするいい機会になりました。

古代についての自分の認識の間違いにも気づくことができました。

『縄文』という言葉が今、もてはやされ、特にスピリチュアル界隈でよく目にします。

少しだけ冷静にこの時代を整理してみます。医療情報も含め、何事も冷静にみることが大切です。

縄文というのは、単に縄目の模様の土器が出土する時代を指し、現代人が適当に付けた特に意味のない名称です。

同様に弥生時代も、東京の弥生町で発見された土器から付けられたものです。

また、この時代区分ができたのは第二次世界大戦後で、アメリカの教育使節団の勧告などにより、「新しい日本の歴史」を作る上で政治的に生まれた名称です。

さらに縄文時代、弥生時代という名称が定着したのは1970年代で、つい最近のことです。

縄文時代は1万〜1万5千年続いたとされますが、その特徴は地域によってかなりの違いがあり、東日本、西日本では、居住形態、土器の出土する数などに大きな差があります。

時代の境目も地域によって違い、非常に曖昧で、特に北海道では、本州が弥生時代に変わったとされる時期でも、縄文時代が続きました（その後、擦文文化となり、北方からオホーツク人がやってきてアイヌ文化が形成されるのは西暦1300年くらいと言われています）。

あと、縄文時代が争いのない平和な時代だったかということに関しても諸説あります。

遺体に武器で襲われた傷跡がない、武器そのものが見つからないという説が有力な中、わずかに争いの形跡も見つかっています。

これを少ないとみるか、わずかに見つかっている中の少ない形跡なので、長きわたる期間にたくさんの人が存在したとすれば、争いはあったとするか。

北海道の縄文遺跡からは確実な争いの形跡が見つかっています。

弥生時代に入って争いの形跡が急に増えるので、縄文時代のほうが平和だったとは言えると思います。

（岡崎市・真宮遺跡）

また、日本人とポリネシア人だけ、虫の音が情感豊かに聞こえるということ。この情報は以前から得ていましたが、さらに深堀りできました。

「虫の音」の上記の説は「角田理論」といって、まだ一説だと思います。

Wikipediaではこう書かれています。

「虫の音」

「ヨーロッパでの虫の音を聴く文化」

ベトナム人は「虫の音」についてこう答えています。
https://mazii.net/en-US/qa/detail/6666