「いつも前向きでいる必要はない」黒丸尊治先生の「心の治癒力」を引き出す生き方

『2年生存率０％を生き抜いて』

28歳で腎臓の希少がんに罹患。

22年前の発病当時、

一番の希望は生の体験談でした

発病からの生還記録を綴りました。

今は現在の活動です。

生還記録/最初はこちら

杉浦貴之『【28歳で希少がん】がん発覚～入院生活①』オフィシャルブログとなったことを機に、改めて発病からの生還記録を綴ってみたいと思います。『2年生存率０％を生き抜いて』28歳で希少がんに罹患。22年前の発病…

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いつも前向きでなくていい

7月15日に行われた、
奈良初の『とにかく元気が出る講演会』。

「楽しかった〜！一体感がハンパなかった！」

いちばんうれしい感想を続々いただけました。

喜び、楽しみ、安心し、つながる。

そして、その人それぞれの元気が
湧き出てくるイベントになったと思います！

出演者の中村映自さんが発熱で、
奥様の浩美さんも会場に来られず、
オンライン出演となり、
急遽、ひでねぇこと
櫻井英代さんに出演していただきました。

声を聞くだけで元気になる
岡部佳子さんの司会でスタート。

浩美さんは病気治しにセオリーなし、
支え方にもセオリーなしを伝えてくれました。

ひでねぇはあふれる笑顔で
仲間とのつながりから生きる力が
甦った話をしてくれました。

自分は「ま、いっか」で、
どんな自分にもOKを出す話と、

鼻血ビンビンライブ。

昨年、日めくりカレンダーを作る企画があり。
どんな言葉で自分を励ましていたか、尋ねられました。

日めくりカレンダーの1日に
その言葉を書き入れるとのことです。

パッと出てきたのが、

「ま。いっか」

これは
「起きた出来事は変えられない」
「なるようにしかならない」

を受け入れる言葉。

どんな自分にもOKを出す言葉。

不安になったとき、
それを受け入れ、
リフレッシュし、
リスタートする言葉。

大事なのは
前向きになることではなく、
ネガティブを受け入れ、
引きずらないことだと思います。

10年ほど前、
ある医師とコラボをしたのですが、
ネガティブ傾向のある人と、
ポジティブ傾向のある人の、
５年生存率を示されていました。

ほとんど変わらないという結果でした！！

ただ、絶望すると落ちるのだそうです。

黒丸先生は講演で、
「心の治癒力」を引き出すことで
回復した事例をたくさん紹介してくれました。

無理して前向きになる必要はなくて、
アグレシッブでなくてもよくて、
自分で自分らしさを認めて、
人生を満喫すればよいと伝えてくれました。

自分が出会ってきた
がん生還者さんでも、

この人、こんなネガティブなのに、
どんどん体調が良くなっていくな～

と感じる人が何人もいます。

決して、
家族の支えに恵まれているわけでありません。

そんな方々でも
共通しているのは、
一人で抱えず、
仲間に打ち明けていることでした。

前向きになることより、
一人でも吐き出せる

存在がいることの方が大事ですね。

家族でなくても、
そんな友達やグループがあるといいですね。

そのような場をたくさん作っていきたいです。

生存率を伸ばすのは、
前向きな思考ではなく、
認める、受け入れる、希望を持つ・・・

など、もっと別のマインドかもしれませんね。

この講演終了後、参加者から、
「笑顔が素敵ですね！」
と言われたので、

「よく言われるんです！」

と返したら、

「ひでねぇのことです」
と言われてしまいました。

10日経っても消えない恥ずかしさ（笑）。

ま、いっか。

講演会のアーカイブはこちらからお申込みできます！
https://takamessenge.thebase.in/items/73050494

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杉浦貴之スケジュール

8月11日（金・祝）
小林正学医師・開業1周年記念講演会 in 岡崎
ゲスト：杉浦貴之＆ERIKO
【会場＆ZOOM＆アーカイブ配信】

8月19日（土）
杉浦貴之トーク＆ライブin小松

8月20日（日）
杉浦貴之トーク＆ライブin金沢

8月27日（日）
杉浦貴之トーク＆ライブin可児
piano：鎌田浩史　violin：加川由梨

8月28日（月）
杉浦貴之トーク＆ライブin豊橋＠ベジカフェロータス
piano：鎌田浩史　