『2年生存率０％を生き抜いて』
28歳で腎臓の希少がんに罹患。
22年前の発病当時、
一番の希望は生の体験談でした
発病からの生還記録を綴りました。
今は現在の活動です。
生還記録/最初はこちら
26日は犬山北小学校で、
創立150周年記念講演でした。
まずは街にある金太郎饅頭を買いに。
2度ライブさせていただいた
深音の館のオーナーの倉知さんが、
江戸時代末期から昭和初期まで
犬山市の城下町で売られていたと伝わる
「金太郎饅頭」を復刻させたのです。
倉知さんは金太郎饅頭の考案者の子孫です。
そして、これが本当に美味しい！
倉知さんは10年前、
「金太郎饅頭を食べたことがある」
という人女性に出会いました。
当時90歳ぐらいの女性で、
犬山北小学校で教壇に立ったことがあるといい、
「学校で来賓用に注文していた」とのこと。
このコロナ禍で倉知さんはついに、
10年間温めていた金太郎饅頭の復活を決意されました。
そしてその後の犬山北小学校での講演でした。
廃藩置県の行われた150年前の明治6年、
「学制」が施行され、
国民のすべてが学べるようにと
各地に小学校、中学校ができた年ですね。
保護者、学校関係者、地域の方々対象。
代表の子どもたちは15人くらいです。
先人たちが命を懸けて
繋いできたバトンの重みを感じ、
200周年、250周年、
今より笑顔あふれる
ときを迎えられるように、
何ができるか、
そんなことを感じながら聴いてもらいました。
子どもたちは
ぼくたちの言葉を聴いているのではない。
ぼくたちの背中を見ているだけです。
失敗を生かし這い上がっていく姿。
諦めずに想いを実現していく姿。
手を取り合い、
力を合わせて難局を乗り越えていく姿。
互いの幸せを喜び合い、讃え合う姿。
死んだら関係ない、
はあまりにも無責任。
200周年、
僕たち大人は生きていないと思いますが、
聴いていた子どもたちは生きているでしょう。
あらためて背中、
「生き方」を意識しようと思いました。
がんを患ったことも、
辛い出来事ではありますが、
がんにならなかったら
気づけなかったことを、
大切な誰かに伝えていくことも、
「命」のバトンかなと思えました。
大勢の前で伝える必要ものなく、
目の前の人に一人でも伝えたら、
その方が笑顔になり、
またその方の周りの方も笑顔になっていく。
そんな感じで、
今、生きていることを
味わい、楽しみ、分かち合っていこうと思えました。
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