黒い気持ち | IDDMと日々の事

IDDMと日々の事

2012年8月に長女が3歳3ヶ月で一型糖尿病を発症。
2012年11月に次女を出産。
まだまだ分からない一型糖尿病や、子育てや、日々の事について書いてみようと
ブログを始めました。


IDDMが完治する日を信じて毎日頑張っています。

これから書くことは、私の個人的な黒い妄想なので、不快な気持ちにさせたら申し訳ありません。

あくまで私の黒い妄想です。

iPSのニュースで完治も20年以内には⁈と夢見ていましたが、最近、黒い妄想に鬱々としています。

糖尿病が完治すると困る人が沢山いる、という事に気がついてしまったのです。。

1型、2型も合わせると糖尿病患者はかなりの数になり、言葉は悪いけど経済的な視点から見るとドル箱市場なのではないか…

私は、こないだまで働いていた会社で営業としてノベルティ部門を担当していました。
ノベルティで一番売り上げを作れるのが製薬会社。
製薬会社は、どんなに小さな案件でもノベルティの予算が一般企業に比べて桁が全く違うくらい大きな取引でした。
リーマンショックから、かなり予算は削減されたようですが、それでも一般企業とは桁違いに豊かな予算です。

私が、勤めていたような小さな会社でもそうなのですから、百貨店の外商部やノベルティ専門商社が扱う額はかなりのものだと推測されます。

そして、製薬会社のノベルティの中には当然のことながら糖尿病関連のノベルティもたくさんありました。

『糖尿病』その周りには、数多くのお金や利権やら、しがらみなどが蠢いて事でしょう。

そういう人たちから見たら、病気が無くなってしまったら困るのです。

もちろん、直接は誰も病気が無くなったら困る、なんて思わないし、言わないだろうと思います。

私もノベルティ部門にいた時には、様々な薬の名前を見ては、早く治りますように…と心で呟いていました。

それはぶりっ子でもなんでもなく、本心で皆が良くなる事を祈っていました。薬は飲めば治ると思っていたしたし。。

しかしながら、いまある現状をみると、実際問題として、経済活動という観点からみると、病気が完治する事はその分野におけるビジネスの消滅?ビジネスの破壊?が起きるのもまた事実です。
その事実は、無意識に糖尿病の完治を遅らせてしまうのではないか…というのが私の危惧です。

先週の外来で、いつも通り血糖測定のチップ、針、インスリンの針を山のようにもらいました。
新しい詰め替え用のインスリンが出たので、取りに行くとそれはそれはお金がかかっていそうなインスリンケースを頂きました。

インスリンだけではないにしろ、製薬会社は多方面で相当儲かっているから、そんな高価なものを無料でくれるんでしょう。

そのインスリンケースと手元にある大量の血糖測定のキットを見た時、やっぱり糖尿病の完治はないのではないか…と暗澹たる気持ちがしました。

完治しなければ、一生血糖測定のチップ、針、インスリン、インスリンの針は固定収入になりますもんね。。

完治は固定収入ゼロになるからダメでも、インスリンが注射でなく、貼り薬か鼻からの吸引になるのは、固定収入って意味では大丈夫だから、それは開発してもらえるのかな。


最近疲れているので、黒い気持ちが膨れた私の勝手な被害妄想かもしれません。

被害妄想である事を祈って止みません。

ただ、これが、被害妄想でなかったら一体どうしたらよいのでしょうか。

医師とかを含まない純粋な患者会とかの活動を広げてマスコミに出て世論を動かすのが一番良いのかな。
難しいだろうけど…

けど、なんの罪もないのに、IDDMの子供たちの、毎日の注射と血糖測定を皆がみたら、個人レベルではきっと完治を願ってくれるはず。

個人が集まって、企業を動かして、変なしがらみもなく、精一杯IDDMの完治を目指す土壌を作れたらいいな。

日本だけじゃなく、世界中にIDDMの子供がいて、毎日注射してるんだから…

外国の広告で、『子供たちの手には注射ではなく希望を』とかそういう内容のものを見た気がします。

早くそういう日が来ますように…

そして、IDDMが完治する道がきちんと研究してもらえますように…

そして、この世の中からIDDMがなくなりますように…


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