金曜日の晩から大雨が降りだしてきて、土曜日の朝もパラパラ降っていた。
空はグレーの雲が立ち込めていた。
でも、徐々に太陽の光があたり始め
青空も所々見え始めた。
そんな土曜日の朝、コーヒーを飲み終わって、さて家事をしようかと思っていたら、電話がなった。
電話番号が「número privado」と表示された。
医者とか病院から電話番号非表示でかかって来るから、病院からか?
先週、ガン検査をしてくださいってメッセージが届いてほっといたから、その件か?
と思い出てみたら、seguridad socialだと。
seguridad socialでがん検診受付してる?
話を聞くと、補助金が出て、それでスーパーでの買い物や光熱費を払うことができると。
買い物するとき、seguridad socialの補助金で支払うと言うと、お金を出さなくてもよく
その代わりレシートを1年間保存していてそれを提出しなければならないらしい。
それで、補助金をもらっているってどうやってスーパーに証明するのかと聞いたら、メールかWhatsAppに書類を送ると。
またいろいろ処理が面倒だな。
そして質問してみた。
なんで、その補助金を私がもらえるのか聞いたら、みんなもらえると答えられた。
みんな?なぜゆえ?
すると、今から599ユーロを銀行に振り込むから口座番号を教えてくれと言われた。
それで振込口座を言うと、それは違うと言い張る。
本当の振込口座の番号を言っているのに、買い物するときに使う番号を聞きたがっている。
それで、前回と同じ詐欺かあと気づいてがっかり。
スペイン語がわかる人に代われと言われたが、誰もいないと言った。
補助金を振り込んで欲しくないのか!!!と言われ、NO!と答えた。
よく考えたら話の内容のつじつまが合わない。
それに土曜日にseguridad socialの人が働いているはずがない。
詐欺をするんだったら、もっとつじつまが合う賢い話を組み立てなきゃ!!!
スペイン人はこんなのに騙されるのか?
貧乏人から金をむしり取ろうとするのをやめて欲しいなあ。