マクロン大統領が期待をかける内閣改造で、スポーツ大臣と兼ねて教育大臣となったアメリ・ウデア=カステラ氏が、自身の子どもを私立学校に通わせるという決断を巡り、議論を醸すところ。

 

 

問題となっているのは、「公立学校は教師の人員不足」という、その選択理由。ご子息の通う公立学校は、「代替の教師がいない中で、長時間の授業が行われている」と説明。

 

男児3人の母であるウデア=カステラ大臣は、元テニス選手。夫は世界に名を馳せる製薬会社「サノフィ」の会長であるフレデリック・ウデア氏。

 

前内閣でもスポーツ大臣を担当し、今回の内閣改造で教育大臣をも兼任することになった矢先に浮上したのが、この私情問題。

 

ご子息は現在、3人ともパリの自宅に近い、カトリックの名門校であるスタ二スラス(Stanislas)に通っているということ。

 

一方、左派のリベラシオン紙は、教師の告白として、「ウデア=カステラ大臣の息子は、教員不足の影響は受けておらず、公立学校で留年するところだったから、私立に代えたというのが本当の理由」と報道するものの、大臣はこれを否定。

 

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いずれにせよ、今度は教育大臣になったのだから、その人員不足を何とかしてください。そうすれば汚名挽回できるのでは?

 

 

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