シャンパン生産者によると、2022年は作柄の特によい収獲年(année exceptionnelle)=当たり年(meilleurs millésimes)になるであろうという話。

 

 

シャンパーニュ地方では、例年より早く8月にブドウ収穫が開始。

 

「今年は量も質も、2002年、そして1982年のヴィンテージ年(当たり年)に匹敵するほど」と、シャンパーニュ・ワイン生産者連合(Syndicat Général des Vignerons de la Champagne)のパニゲ代表が報告。

 

シャンパーニュ地方はフランスの他の地域と同様、水不足に悩まされたものの、「ブドウの成長サイクルにおいて、適した時期に雨が降ってくれた」と説明。

 

また今夏フランスは、平均気温は通常より2.3℃高いという、歴代2番目に暑い夏を体験。水不足と高温は、家畜農家に大打撃を与えた次第。

 

しかし豊富な太陽の光に恵まれ、ワイン生産者には幸運をもたらす結果に。ブルゴーニュの生産者は、前世紀で最高という1959年の品質に匹敵すると予測。

 

シャンパン生産者は今年、1ヘクタール当たり12,000㎏のブドウ収穫が許可され(*)、ここ15年で最高レベル。これで、不作だった2021年の補填ができるというもの。

 

*高い品質を保つため、毎年収穫量が規制

 

また暑さは、昨年はびこったカビ(mildew)のような、ブドウの病気をも抑制。「よい年は、質も量も恵まれる」という、パニゲ代表のコメント。

 

2022年のシャンパンが、市場に出回るのは2024年。貯蔵室で、15か月~3年間寝かされる次第。

 

シャンパン産業は、レストランが閉鎖されたパンデミックの影響を多大に受けたものの、2021年には55億ユーロ(7,786億円)の販売を記録して復活。

 

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よかったですね!!!ほかのワインも、当たり年であることを願います。ここ数年、さんざんな結果に悩まされていますから。

 

 

 

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