スピリチュアルケアについて〜その3 | 幸せの導標(しあわせのみちしるべ)

幸せの導標(しあわせのみちしるべ)

一般社団法人ライフエンディング・アシストの和田です。

こんにちは!

一般社団法人ライフエンディング・アシスト

理事・副代表の和田尚久です

 

 

スピリチュアルケアの具体例

終末期の患者をお見舞いしているときに次のように言われた時の最初の一言

難しいですよね・・・

 

 

カトリック大阪大司教区 司祭

上智大学大阪サテライトキャンパス長

ガラシア病院チャプレン 

松本信愛(まつもと のぶよし)先生

 スピリチュアルペインの理解とスピリチュアルケアの実践のヒント」から今日もご紹介いたします。

 1)生きる意味、目的、価値観の喪失

     ①    早く終わりにしたい

     ②    何のために生きているのか

     ③    生きていることに疲れた

     ④    いつまで苦しまねばならないのか

     ⑤    世話になりっぱなしが辛い

 このように言われたら皆さんならどう答えますか?

 

(応答例)

 どうしてそう思うのですか?

 → なんで?って聞かれても・・・不適切か・・・

 そう思うほどにつらいんですね

 この状態がそんなにつらいんですね

 そんなお気持ちなんですね

 (もう少しそんなお気持ちをお聞かせくださいますか)

 2)不可解な苦しみ

    ①    なぜ「自分が」苦しまねばならないのか

    ②    なぜ「こんなに」苦しまねばならないのか

  理性的な回答はあまり意味がない

      疑問や怒りを受容する

      本人が受け入れられるものを見つけるまで傾聴する

 (応答例)

       苦しくて仕方ないのですね・・・(今、どんなこ

       とがくるしいのでしょう?)

       辛いですね、なぜ自分だけが・・・

       と不公平に感じますよね

      すごくお辛いのですね。

      とても納得いかないお気持ちなのですね。

      でも病気や苦しみは罰ではないと思うのですが・・・

 3)超越者への怒り

    ①    神も仏もないのか

    ②    生まれてこなければよかった

→ ぶつけるところのない怒りをぶつけている

  怒りをしっかりと聴く

(応答例)

 必要な時に助けてくれなければ、意味ないですよね・・・

4)反省、自責の念、後悔、罪悪感、赦し

    ①    自分の人生は失敗だった

    ②    自分の人生に後悔している

→ 否定も無視もしないであるがままを受け入れる

 (応答例)

  どうしてそう思うのですか? 

  やりきれない思いが今もあるのでしたら辛いですね・・・

  今までの人生に何か悔いが残っているのですね?

5)死後の世界

    ①    死んだらどうなるのか?

    ②    死んだら無になるのか?

    ③    死が怖い(不安)

患者が信じる死後の世界を現実化

天国、地獄へ行く?

先に亡くなった人に会う?

後から来る人を(先に行って)待つ?

 (応答例)

  どうなるのでしょうね・・・

  怖い(不安)でしょうね・・・

    (よろしければその気持ちをもう少しお話していただけませんか?)

 私は死後の世界はあると信じていますがあなたはどう思いますか?

 

 

患者さんの考えを否定して自分の考えを押し付けるのではなく、

ただ傾聴して本人が気づいて納得してもらうことが大切であること

学ばせていただきました。

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自分のことをきちんと伝えることは自分のためであると同時に大切なひとへの思いやりです。


自分のことをきちんと伝え、自分らしく生きていくことに年齢は関係ありません。


私たちは、失われつつある家族とのコミュニケーションや地域とのつながりを再生させるとともに、経済産業省が提唱する豊かなライフエンディングステージを実現するために活動を行います。



エンディングノートを「よりよく生きるためのツール」「大切なひととのコミュニケーションのためのツール」と位置づけ、わたしたちはハッピーライフマップと呼んでいます。



自分らしく生きること、生きているときに役立つハッピーライフマップについてセミナー、体験会、インターネットテレビでみなさまにお伝えしています。



まずは、自分のこと、家族のことをきちんと考えて書くことから始めませんか?



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明石市後援

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また企業の福利厚生の一環で従業員のみなさま向け、リタイアされたOBのみなさま向けにお話させていただくこともできます。


自分のことをきちんと伝えることは自分のためであると同時に大切なひとへの思いやりです。


自分のことをきちんと伝え、自分らしく生きていくことに年齢は関係ありません。


私たちは、失われつつある家族とのコミュニケーションや地域とのつながりを再生させるとともに、経済産業省が提唱する豊かなライフエンディングステージを実現するために活動を行います。