ちっぽけな いのち | 魂のよろこぶ生きかた

魂のよろこぶ生きかた

 やはぎのりか 矢作 典加 

$心の庭 魂の家


無意識に思い出していた。
その時間の頃。

でこぼこに、ふくれあがった道路。
ロウソクを囲み、食事をする家族の姿。
崩れ落ちた高速道路。

今、ここに、生かされている いのちは
なんて ちっぽけなのだろう。

そう思い出す。

なくなった いのちが たくさん ある。
今、ここに
生かされているいのちがある。

このちっぽけな いのちの中に
なんて たくさんの祈りが込められているだろう。
同じ時代を生きてきた たくさんの いのち。

今、できることは

この ちっぽけな いのちを 生きること。
思う存分、今日という日を生きること。

いのち 輝かせて。

もしも
今、ここにある 命が響き合うなら

届く光がある
変わる力がある。

そう

信じる。