駐在生活の光と影 | 駐在妻のしあわせキャリアのつくり方★モヤモヤを解消して世界のどこでも、100%自分らしさを選ぼう♪

駐在妻のしあわせキャリアのつくり方★モヤモヤを解消して世界のどこでも、100%自分らしさを選ぼう♪

「あなたも、わたしも、みんな違って、みんないい」という思いを持って、
海外駐在妻、元駐在妻、未来の駐在妻が心のモヤモヤとキャリアの悩みを解消し、
理想の生き方を選べるようサポートしています。

こんにちは。
ライフデザインコーチ、そしてAsMamaママサポーターの飯沼ミチエです。

長野旅行から帰りましたら。

なんと!自宅のインターネットが繋がらなくなっていた!

目下原因究明中のため、今日のブログは、だいぶ前に以前のブログに書いた記事に加筆修正してみました。

スマホがない時代ならアウトでしたね…。

プロフィールにも書いていますが、夫の転勤により、我が家は2008年から2年間上海に、2010年から3年間シンガポールに住んでいました。

その頃、そして帰国後を思い返してみて、というお話です。


昔ほどではないにしろ、海外駐在生活というのは羨望のまなざしで見られることがあります。

そして悪意ある偏見で見られることも。
 
広い家に住んで、敷地にはプールのあるマンションで、お手伝いさんなんかもいて、子どもはインターナショナルスクールに通って英語も話せて、タクシーもバンバン乗っちゃって、時間があったらランチにアフタヌーンティー、ネイルにマッサージ。。。
 
ええ、否定はしませんよ。全部やりましたもの(笑)。留学や就職するのとは違った、海外生活の一面があるとは思います。
 
{630F4D9E-383D-4BDC-B5DE-75ACB082F812:01}



でも、当然ですが影の部分だってたくさんあります。

言葉の壁は当然として、文化というかメンタリティーが違うから、業者が約束どおりに来ないのも普通。物がすぐ壊れるのも普通。でも、普通と思えるまでが大変(いつまでも思えない人はもっと大変)。
 
国によっては日本人に対する差別や、バッシング。
 
主婦目線で言うと、子どもに食べさせたいものを手に入れる苦労。日本みたいにスーパーに行けば何でも手に入るわけではないから、何がどこにあるかという情報収集と買い物にずいぶん時間を費やしました。
 
中国では、これ食べても大丈夫?無農薬って本当に無農薬?大人だけならともかく、小さい子どもに食べさせるとなると、無関心ではいられず。
 
シンガポールでは日本の野菜なども手に入るものの、ものすごく高かったりするので、じゃあどうする?っていう葛藤…。「高くても買う」って割り切れるまでに、私は結構時間かかりましたね。
 
そして子どもが大きくなってくると、教育に関する不安や悩み。

インターナショナルスクールに行ってても、受験などを考えると日本人学校に切り替えるか否か。上海もシンガポールも日本の塾がたくさんありました。学年が上がるとインターの勉強と受験勉強。親はそのサポート。

子どもだけで外に出せる国なんてほとんどないから、日本なら一人で行くような年齢であっても、塾や習い事は親が送り迎え(これ、結構な負担なんです)。
 

そして狭い日本人社会での、日本人同士の人間関係。
 
日本人の数が多い上海やシンガポールでさえ、友達の友達、みたいなところであっちこっちつながってたりするから、どこで見られてるかわからない。

日本じゃやらないでしょ?っていうような、夫の会社関係の人とのお付き合い。日本人内格差みたいなものに対しての嫉妬心、劣等感。
 
海外赴任になるまで働いていたという方にとっては、夫のお給料、どこまで自由につかっていいの?なんていう悩みもあるでしょう。海外生活に楽しみを求めると、何かと出費がかさみますから。
 
夫は夫で、慣れない環境や職場の習慣の違いなんかで結構大変な毎日。

あの頃は気を張ってたんだな~、って帰国してから思うこと、ずいぶんありました(当時は、自分もそれなりにいっぱいいっぱいで気づいてなかった)。
 
だんだん海外生活が長くなってくると、目新しさも刺激もなくなり、「毎日YouTubeで日本のお笑いみてる~」なんて人もいました。

いくら時間があったとしても、そして語学力もあったとしても、ビザの関係で、働くのってハードル高い場合が多いです。
 
そして帰国が決まると、子どもの学校どうする?住むところどうする?に始まり、引越し準備手続き、てんやわんやで帰ってきてちょっと落ち着いた頃。
  


あれ?これから私、どうしよう?
 
{99B388D6-25C4-4903-A092-FB3D0421523E:01}



私自身は海外生活の苦労よりも、帰国してからのこの時期が一番つらかったです。
 
海外赴任は一回きり、という場合は、そこからまた違う展開があるのかもしれません。

が、我が家の場合はまた数年後にはどこかに、という可能性が高く、子どもの年齢を考えると単身赴任は避けたいので、もし私が仕事を始めたとしても、数年後にはやめることになる…。
 
つまり、自分の人生はもう、自分で選び取れるものではなく、夫についていくというものになってしまった…。
 
そんな挫折感と、割り切れなさを感じていたように思います。
 
妻が夫についていくのが当たり前だった時代には悩むこともなかったのだと思いますが、今の時代、妻だって自分の仕事があったり、自分の人生を生きています。

バリキャリのママたちは、「子育てをしてみて初めて、自分の努力だけではどうにもならないことがあるってことを知る」なんて聞きますが、子育て中に海外生活が始まった場合、まさに、自分の思うとおりにならないことだらけ!





でもだからって、あきらめる?


いや、絶対あきらめない! 
 
海外生活中に数々の試練を乗り越えてきている駐妻たるもの、帰国後も、その次の転勤後も、いつでも、どこにいても輝いていられるようなキャリアやライフワークを持つことだって、きっとできるはず!
 
いつしかそれは私の信念となり、そういう生き方を追求したい女性たちをサポートすることが自分のミッションだと思うようになりました。
 
コーチングという手段を使って、ちょっと頭と心を整理するだけで、ちょっと背中を押してもらうだけで、そしてたくさんの明るい未来を心の中でふくらませるだけで、

きっと、変われるはずですよ♪



虹もっともっと輝きたいあなたを心から応援しています。
またこちらでお会いしましょうね!







■クライアント様募集中!■
88名様無料コーチング実施中です。
くわしくはこちらからどうぞ。