子育てに役立つ、コーチングの基本スキル②「聴く」(全4回) | 駐在妻のしあわせキャリアのつくり方★モヤモヤを解消して世界のどこでも、100%自分らしさを選ぼう♪

駐在妻のしあわせキャリアのつくり方★モヤモヤを解消して世界のどこでも、100%自分らしさを選ぼう♪

「あなたも、わたしも、みんな違って、みんないい」という思いを持って、
海外駐在妻、元駐在妻、未来の駐在妻が心のモヤモヤとキャリアの悩みを解消し、
理想の生き方を選べるようサポートしています。

こんばんは。ライフデザインコーチ、そしてAsMamaママサポーターの飯沼ミチエです。
今日も一日、母親業お疲れ様でした!
今日は何かひとつでも、「自分を大事に」する行動、できましたか?

子育てに役立つ、コーチングの基本スキル、第二回目の今日は「聴く」です。
好評だった、第一回目の「認める」はこちら。

さて、「聴く」ということですが、コーチングにおいてはもっとも重要で基本となるスキルであり、その目的は「相手に気持ち良くたくさん話してもらう」ことです(銀座コーチングスクールテキストより)。

これ、子育てにはとっても重要ですよね。
子どもが何か問題を抱えていたとしても、そもそも話してくれなくちゃ、わからないし!

そしてもちろん、夫婦間のコミュニケーションにも超重要。

私の講座では、実際に「聴いてもらえてる状態」と「聴いてもらえていない状態」を体験してもらいます。その違いは歴然!

私が目をそらしたり相槌ひとつ打たない「聴いてない人役」をするのですが、話し手の緊張感、戸惑いがビシビシ伝わってきて、申し訳なくなってやめちゃいます(笑)。ま、話し手の方も、話が続かなくってやめちゃうんですが。

話してもらうのは同じ内容なのですが、聴き方ひとつで、話の中身、長さ、伝えたいというテンション、どれも大きな差が出ます。


では具体的方法です(自分自身の子育て経験を元にしています)

レベル1=いつもの3倍うなづく、相槌を打つ
レベル2=接続詞を使う 「それで?」「それから?」
レベル3=相手の言葉をそのまま繰り返す 「楽しかったんだね」「嫌だったんだね」
レベル4=相手が言葉に出していないことをくみ取って、言葉にしてあげる

まず1ですが、私は今までいろいろな機会で人前で話すことが多かったのですが、たくさんの人を前にした時でも、自分の方を見てうなづいてくれる人ってすぐに目につきます。そして嬉しくも思うし、励まされるし、もっともっと伝えたいっていう気持ちになります。

2は、相手の話に興味があるということを示します。

そして、できそうでできないのが3。

相手の言葉を繰り返すだけなので、シンプルといえばシンプル。前回ご紹介した「認める」ができるようになると、すぐできると思います。

なんとなく、ただおうむ返しに言うなんて、大人からするとわざとらしい?って思ってしまいがちですが、そんなことはありません。実際に講座でやってみたところ、私が繰り返しのフレーズを使ったことに気付かなかった、という意見もありました。

子どもは、お父さんお母さんが繰り返して言ってあげることで、聞いてもらえているということがわかって安心します。大人も同じです。相手が認めてくれていることがわかるので、もっともっと話したい、という気持ちになります。

最後の4ですが、子どもの場合は、自分の気持ちをうまく表現できないことがあります。あまり先回りするのはよくないですが、例えば「それは悔しかったね」とか、「つらかったね」という言葉をかけてあげることで、自分の気持ちをより理解できるし、その気持ちを認めてもらえたという安心感にもなります。

大人もありますよね?

なんだかモヤモヤしてることを言葉にしてもらえると、そう!それそれ!!!!ってこと。

「そうなのよ、だからね、・・・・・・」ってもっともっと話したくなりませんか?

たくさん話してもらうことで、親はより子供の気持ちや状況を理解できるし、例えば楽しいことだったら、その楽しさ喜びを共有できることが「子育ての楽しさ」にもつながりますよね。



娘とランチデート

とはいえ、私自身、ずっとこんな風に子どもの話を聞けていたわけではありません。
むしろ、コーチになると決めて勉強を始めてからは余裕を失っていることもあって、9歳娘とのコミュニケーションが「ん?あれあれ?」っていうこともありました。

そのことに気づかせてくれたのが、大好きな先輩コーチのみほちゃん です。

「ミチエさんはどんなお母さんになりたいの?」って聞かれたときに、娘だから大丈夫っていう甘えを理由に、ちょっとコミュニケーションをないがしろにしていたな、ということに気づかされ、なぜだか涙が止まらなくなりました。

私は、「いざというときに頼ってもらえるお母さんでいたい」と考えています。

そのためには何が必要?って考えると、やっぱり「お母さんがいつでも自分の話を聞いてくれること」だと思うんですね。「どうせ話しても聞いてれないし」、なんて思われてしまったら、絶対に頼ってもらうことなんかできません。

その危機感と、「自分自身こうありたい」とい思いが明確になったことで、まだまだ私も修行中ではありますが、頑張っています。


いかがでしたか?
9月以降、講座でまたお伝えしていきたいと思っているので、ぜひ来てくださいね♪






もっともっと輝きたいあなたを心から応援しています!
またこちらでお会いしましょうね。