かって、私が通勤電車の中で、若い女性にいたずらしている土工風の男2人に注意したところ、逆に私がしこたま頭部を殴られた。途中「すみませんでした」と謝ったところ、「謝るくらいなら最初から言うな!」と、更に一層ひどく殴られた。考えてみたらその通りであり、相手にかなわないと分かって、遅ればせ、謝るのは筋が通らない。自分が正しいなら、どこまでも謝るのでなく、「何言ってるんだ、私のどこが悪い!」となお一層強気に出るべきだったと思う。討論、演説、ハラスメント、いじめなどの場合でも、こちらが形成不利になったからと言って、すぐ謝るのでなく、自分が間違っていず、正しくて、相手に非がある場合にはその点を正しく指摘して、自己の正当性をどこまでも主張することである。
この度の高速道路でのあおり運転煮よる死亡事故では、被害者が加害者に駐車場所を注意したところ、以後加害者にしつこく、おあり運転を繰り返され、被害者の方が謝っている。
余計に加害者を増長させる恐れがある。武士道にも合致しないのではないか。