こんにちは!
ライフブリッジの堀岡です。
先日、某ホテル様でインバウンド研修を行いました。
事前に、日本語の接客マニュアルをご共有いただき、それを
「カンタンで短く、伝わる!」
英語フレーズにしたテキストを用意。
一緒に声に出したり、隣の人とロールプレイしたりで、
皆さん、和気あいあいと取り組んでくださいました
ロールプレイ中、こんな質問が出ました。
「部屋を清掃中って何と言ったらいいですか」
状況をお聞きすると……
「外国人のお客様がチェックイン時間の前に来て部屋に入りたいと言うんです。『部屋はまだ清掃中だから待ってください』って言いたいけれどなんて言ったらいいかわからなくて、いつもSorry, sorry しか言えなくて。。。」
ということでした。
では、Sorryのあとに、「部屋が準備できてない」ことを伝えましょう!
Sorry.
(ソ㋒リー)
Your room, not ready.
(ユア・㋒ルーム・ナッ・㋒レディ)
「あ~、readyを使えばいいんですね~!」
はい、not readyです!
ちなみにこのフレーズ、日本人が苦手なRがいっぱい出てきちゃいますね。
Rを発音するときは、「小さいウを言うつもりで口をすぼめる」のがポイント。
この口の形にしてから、
room(㋒ルーム)
ready(㋒レディ)
と言ってみてください。
いつもSorryしか言えなくて困ってた という方もこれからはこのフレーズでお客様に説明できるとよいな、と思います。
ところで、日本では、チェックイン前にホテルに到着した場合、たいていフロントで荷物は預かってもらえますが、何時間も前に着いてそのまま部屋に入れてもらえる、ということはなかなかないですよね。
少なくとも私は残念ながらそうしたラッキーな経験に巡り合ったことはありません
しかし、今年ヨーロッパを旅したとき、いくつかのホテルに泊まりましたが、半分以上の確率でチェックイン時間前に、部屋に入れてもらえました
中にはお昼の時間前から入れてくれたホテルもありました!
プラハのホテルに泊まったときは到着がお昼ごろでした。フロントでチェックイン手続きを済ませると最後に、I’m very sorry…と切り出され……
何事かと身構えたら、「大変申し訳ないけれど、まだあなた方のお部屋は準備できてないから入れないんです」と。
こちらはそんな期待はしてないので、ノー・プロブレム。
荷物はもちろん預かってもらいました
チェックイン時間前、部屋が空いていればお昼前でも入れてくれるヨーロッパ
それが割と当たり前である世界の旅行者を受け入れるためには、今回質問をいただいた、
「残念ながら、お客様のお部屋はまだ準備できていないんです」
Sorry. Your room, not ready.
は、ぜひ覚えておきたいフレーズですね