日本人男性55歳バリ島で虐められ不登校 | 和太郎のチェンマイ逃亡記

和太郎のチェンマイ逃亡記

約20年のサラリーマン生活から脱落、無職で常夏の国の生活
に憧れ2008年11月インドネシアのバリ島へ移住し11年滞在、
インドネシア人気質が嫌いで脱出を決意、2019年10月タイの
チェンマイに引っ越し、穏やかな国民性と街の心地良さが気に
入り住み着いてしまった。

バリ島の我が家はワンルームタイプの6部屋、バリ島でマッサージ

 

を学ぶ若い日本人の女性が短期や長期で暮らしていた。そんな中、

 

当時55歳の日本人男性が入居、マッサージを学ぶ男性の入居者は

 

初めてだが、当初、和太郎は特に気に留めることはなかった。

 

 

彼はリストラで会社を早期に退職、しばらく無職の生活後、家族を

 

日本に残し、バリ島でマッサージを学び仕事として生計を立てたい

 

との思いをサラリーマン時代の経歴と共に自信たっぷりに語ってい

 

た記憶がある。

 

 

そんな彼が不登校で部屋に引き籠るまで多くの時間を必要としなか

 

った。当時、我が家のアパートには同じ学校へ通う日本人女性が数

 

人暮らしており、学校から送迎用の車が来ても、その中に彼の姿を

 

見ることは無くなった。

 

 

ある時、マッサージ学校で一緒に学ぶ女性から彼の置かれた状況を

 

説明された。彼は学校で授業の改善を提案したり、先生の英語の間

 

違いを指摘するなど他の生徒には煙たい存在らしいが、それが原因

 

で不登校になる55歳日本人男子の心情を和太郎は理解できなかった。

 

 

和太郎に親切心で状況を説明してくれた日本人女性が最後に放った

 

一言、『あんな顔の人にマッサージされたい女性はいない』、これ

 

が虐める側の本質であり、彼女が生理的に彼を受け付けないことが

 

虐めの原因、子どもの虐めと同じレベル、虐められる側に責任はな

 

いのだ。

 

 

この哀れな55歳の日本人男子はバリ島のマッサージ学校の先生から

 

親身な個別指導を受け、無事に卒業することが出来た。

 

 

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