もすぐバリヒンドゥー教の新年ニュピ、厳密には3月11日午前6時
から3月12日午前6時まで、外出禁止、火や電灯の使用が制限され、
家でお祈りや瞑想をする仕来たり、夕方から家々の窓から灯りが
漏れないよう村々のニュピ警察が見回りをする。
いつもはバイクや車の騒音が激しいバリ島だが、この日は空港は
閉鎖され、一切の飛行機の離発着が停止、バリ島から人々が消え
去ったような感覚に陥るが、大気汚染が解消されバリ島の灯りが
消えるため満天の星が美しく、和太郎は一番好きな一日である。
そんなニュピの一日を楽しめない外国人は多く、不安解消のため
前日からスーパーで大量の食品や酒を買い込み、わずか24時間を
耐えるため必死な様子、または、ニュピパックという名のホテル
滞在でニュピが免除される外国人向けのホテルに泊ったり、バリ
島以外へ逃亡するらしい。
↓チェンマイの昼食、味付け卵とアサリと野菜の炒め物
我が家のアパートにお住いの英国人のおじさんの部屋の冷蔵庫が
故障、新品を購入し配達されるのがニュピ明けの13日、さぞかし
おじさんはお困りのことかと思っていたら、やっぱり、ニュピが
恐ろしいのかニュピ向けのホテルに滞在とのこと。
ニュピの期間、ホテルの宿泊費は高騰しホテルは大儲け、多くは
バリ島へ滞在する外国人が泊ると思うが、ニュピの夜は貴重な体
験になるはず。