チェンマイ在住4年3か月経過、タイ語の上達が遅く苦労してい
る和太郎だが、何とか気力と工夫でタイ語の勉強は継続している。
自分のことはさて置き、チェンマイ在住日本人でタイ語が上手な
人は一握り、バリ島ではインドネシア語が上手な人は多かったが、
その違いは何故か?
バリ島在住日本人の80%は女性、若くして現地人と結婚し、日常
会話を学ぶ機会は多いが、チェンマイ在住日本人の80%は男性、
定年退職後に移住した人が多く、タイ人と結婚するケースはバリ
島ほど高くはないため、努力しない限り日常会話程度も話せない。
インドネシア語とタイ語の難易度と日本人に親しみ安さの点で考
えるとインドネシア語習得の時間はタイ語の半分程度と想像する。
インドネシア語の発音は日本人には聞き取り易く、意味は不明で
も聞いて書けるイメージ、文字はアルファベットで難易度は英語
程度、タイ語は文字を覚える膨大な時間と日本語には無い声調を
聞き取る訓練に時間を要する。
インドネシア語とタイ語を学び始める年齢の違いを考慮した場合、
バリで日本人女性が結婚し暮らし始めるのは個人差はあるが40歳
前と推測、チェンマイでは定年退職後の男子60歳頃、年齢差は20
歳だが、中年女性と高齢男性の言語を学ぶ脳ミソに大差ないはず。
和太郎が思うにチェンマイ在住日本人男性はタイと日本の双方に
生活と経済の基盤を持ち、行ったり来たりの生活をする人が多く、
バリ在住日本人女性は通年でバリ島に滞在、インドネシア語を話
す時間も長く、家族がいる場合、必然的にバリで生きて行こうと
するモチベーションが高いと思われる。
言語習得は諸々なモチベーション次第と推測するが、勉強時間
にかなり比例するはずで、和太郎の短い経験では、タイ語学習
時間はインドネシア語の2倍必要と考えている。
↓茄子炒め物と右側は味付け卵