海 | ひねくれ適当女子大生日記

ひねくれ適当女子大生日記

自分では誰よりも真面目に生きているつもりですが、それを言うとなぜか鼻で笑われる女の日記です。
客観的に見て、私の日常ってそんなに自由奔放に見えるのかを知りたくてブログを書いてみてます。
あの・・・私、一応努力してますよね?

一昨年の夏、

浜辺で、寝そべって、

目をつぶって、

波の音を聞いた、

あの波の音は、優しかった。

太陽の光を、

キラキラ反射させて、

宝石を浮かべたような、

あの海は美しかった。

津波と化して

多くの命と、財産と、歴史を奪った海と

同じ海だ。

きっと、優しかったのは、

美しかったのは、

海じゃなくって、

そう感じられた

私達の当たり前の日常だったんだろう。

社会はまだ混乱している。

異常、だと思う。

地上が大きく揺れ、

一瞬で日本の日常がひっくり返った。

あれは“地震”じゃない。

“悪夢”だ。

悪夢の後も、混乱を招くような事が沢山あった。

不安をあおるような事が沢山あった。

これからも、きっとある。

馬鹿みたいに前向きに、なんてできない。

悲しみを乗り越えて、なんて簡単に言えない。

だって、人の命がこんなにも失われてる。

でも、生きている人もいる。

生き延びた人がいる。

一つの命が助かった事を、日本中が喜んでいる。

いま、優しい日常を取り戻せるのは、

混乱に乗じる事ではなく、

悲しみに暮れる事でもなく、

ただ1つ、

生き残った人達が

共に生きようとする力だけだ。

だから私は、

悲しくても

喪章はつけない。

日常を取り戻すために。

また、優しい波の音を聞くために。

美しい海を眺めるために。