朝の7時、Gの死体はキッチンにひっくり返ったままだった。
G…君の勢力は一体どこまで広がってしまっているんだい?
そしてこれからどこまで広がるつもりなんだい?
なぁ、教えてくれよ、G。
父に君を夜中の3時半に殺したって言ったら、君を弁解してたよ。
「あー、その時間はGの時間だ。Gに罪は無い。」って。
全然意味分かんなかったけど。
妹が君の死体を見つけて男みたいに叫んだよ。
勇敢な妹は死体を割り箸でつまんで捨てようとしてくれたよ。
「Gよ、安らかに…ってお姉ちゃんコイツ生きてる!」
あぁ、G…君って奴は…。
「お姉ちゃん、殺して。」
いやいや、いやいや。
無理、無理、無理、無理。
だって夜中の3時半一人で格闘したんだぜ?
その後ずっと勉強してたんだぜ?
休みを下さい。
「私、殺したよ、夜中の3時半。Gは永眠したよ。」
「ヒクヒクしてるもん。ほら。」
いやいや、いやいや。
無理、無理、無理、無理。
「そのまま捨てればいいじゃん。…え…かわいそうって事?」
「うん。ヒクヒクしてるGかわいそう。殺そう。」
「優しい子ね、君は。」
「お父さん、潰して。」
いやいや、いやいや。
無理、無理、無理、無理。
せめて綺麗な形で埋葬してやるってのも優しさじゃないですか?
「あ?そのまま捨てればいいんだよー。」
イエス、イエス。
「でも生きてる。Gかわいそう。」
優しい妹を持って私は幸せだよ。
ただ私や父に殺せ、潰せと言っといてよく言うぜ。
LIFE×××