今年も3月11日がやって来ました。
当日は自宅には帰れず、会社に一泊。
翌週、工場が大きな被害を受けたことを知りました。

あれからもう9年経ったのですね・・・。

友達が積極的に東北の各地でボランティアをするのに触発され、その年の10月に日経ウーマン主催のボランティアツアーで初めて被災地を訪れました。
自分の中の記憶を風化させないために、当時の日記を再掲することにしました。

—————————

10/14(金)夜から、10/16(日)にかけ、2泊3日で岩手、宮城の被災地へ行ってきました。


参加したのは、日経ウーマンオンライン主催のボランティアツアー。
私の周囲には、さまざまな形でボランティアに参加した友人が6人います。しかもこの6人は、互いに接点はありません。
と言うことは、ボランティアへの参加は、かなり多くのひとの関心事なのでしょう。

会社の工場が被災したこともあり、私も何かしたいと言う気持ちはありましたが、体力はないし、若くもないし、行っても足手まといになるだけかも…と二の足を踏んだまま、半年以上が過ぎました。

しかし、メール購読している日経ビジネスの「復興ニッポン」で、日経ウーマンオンライン主催の第一回ツアーの記事を読み、考えが変わりました。このツアーは女性限定で、体力のない女性でも出来る作業に参加すると言うボランティアでした。

微力ながらもお手伝いしたいと言う気持ちが高まり、第二回のツアーに申し込みました。


ボランティア活動に必要とされている安全長靴は女性用サイズがなく、金属製の中敷も女性サイズを探すのが一苦労でした。
ホームセンターでは発見できず、新宿パークタワー近くにある万年屋でやっと発見。
他にカッパの上下、軍手、厚手のゴム手袋、マスク、帽子などを準備しました。

金曜日の夜10時半に東京駅近くにある
鍛冶橋駐車場を出発、途中でトイレ休憩を取りながら、岩手県遠野市を目指しました。

(続く)