【茅ヶ崎市】サザン通り(2) | ぼっちあるき

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歩きながら考えてみた

サザン通りを海に向かって歩いています。

 

 

これは落書きなんだろうか。こういうデザインの自販機なんだと言われれば、「あ、はぁ」と頷くしかないけど、そうは思えないんだよなぁ。でも落書きにしては彩色に凄く凝ってるし、そもそも時間かかるよねぇって感じ。ポップアートな自販機ってことにしておこう。

 

自らの理解の範疇を超えた時って、カテゴライズしたくなるのが脳の特徴ですよね。身近なとこで言うと、「あの人はB型だから」とかね。そうしないと引っかかりが出来てしまって、もやもやしちゃう。だからもう、無理矢理にでもカテゴライズする。

 

んで、そういう積み重ねが「決めつけ」みたいになって、やがては偏見になる。マスメディアなんかは意図的にそうしてる。「うまずして何が女性か」なんて、文脈読めば誤解のしようがないのに、「政権与党は悪」みたいな決めつけをしたくて切り取り報道をする。

 

もうね、さすがに気付く人の方が多いだろうって思うけど、決めつけで日々をやり過ごしてる人(自分の頭で考えない人)にとっては、「みんなが言っている」とか「TVで言ってた」って便利なんですよ。いざとなれば、「私じゃなくてみんながそう言ってるんだし」って開き直れるし。

 

僕は長い間、世界の見え方って、誰しもそんなに大差ないいんじゃないかなぁと思っていたのです。考え方や感じ方はともかく、僕が見ているように他の人も見ているんじゃないかと思っていたのです。

 

それが大きな間違いだったと気付いた時から、TVのニュースはほとんど見なくなりました。新聞はもっと前から購読していません。単純にエコじゃないからです。動画でも瞬時に受信できる今となっては、情報伝達ツールとしての役割は終わってますしね。

 

それでも、いまだ「TVで言ってたわよ」とか、「新聞に載っとるぞ」と声高に言う人達がいる。デジタル化の過渡期にしては長過ぎるような気がして、ひょっとしたら脳の認知機能に関係してるのかなぁと最近思っています。

 

それが「やがて行く道」とならぬよう、頭も体も柔軟さをキープするよう心掛けています。どちらも日々ちゃんと使っていれば、そう簡単には衰えないでしょう。とても基本的なことだけど、考えるのって面倒だし、筋トレなんかもっと面倒だから、やらない人の方が多いんですよね。

 

 

「♪We all live in a yellow submarine」(Yellow Submarine/The Beatles)が脳内再生され始めました。ラーメン屋みたいだけど、店主がビートルズファンなのかな。さっきの自販機といい、アートな街ですね。

 

 

潮の香りが漂ってきました。海はもうすぐです。てか、天気のせいもあるけど、潮風でちょっと寒いかも。今日って、上はポシャツ1枚で来たんですよ。

 

 

茅ヶ崎市が神奈中(神奈川中央交通)に業務委託して運行しているコミュニティバスのバス停です。料金は一律150円~200円(路線によって異なる)で、バスには「えぼし号」の愛称が付けられています。行政は烏帽子岩(姥島)がお気に入りのようですね。

 

余談ですけど、バス停に置かれている粗大ごみ椅子って、なんとかならないんですかね。絶対風化するし、そもそも使ってる人って滅多に見ないんですけどね。

 

 

国道134号を渡りました。海が見えてきましたよ。

 

 

キター!ひっさびさの海。いつ以来だろう。コロナ前が最後だったような気がする。東京にも海はあるけど、あれは港であって海ではないですよね。沖合は全部埋立地だし。その意味でも、「海と言えば湘南」ってなるのでしょう。都心から一番近い自然な海が湘南なのです。

 

次回はしばらく浜辺を散歩します。それではまた!