【茅ヶ崎市】サザン通り(1) | ぼっちあるき

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歩きながら考えてみた

サザン通りを海に向かって歩きます。

 

 

おじゃる丸?にしては目が小さいな。フラダンスを踊ってるのも電ボじゃないっぽいし。

 

ググってみると、茅ヶ崎市の広報キャラクターでした。えぼし麻呂とミーナだそうです。えぼし麻呂はちがさ貴族で、ミーナは波の精霊という設定だとのこと。ミーナはサーフィンをしていると、サーフボードに乗ってくるらしいですよ。

 

 

茅ヶ崎市の花はツツジです。現在海抜高度7.4mで、ここから海に向かって緩やかに下っていきます。

 

 

こんな感じです。やっぱり道幅は狭くて、路側帯も人一人分の幅しかありません。ただ、車の往来は然程多くなく、見通しもいいので、スマホ運転やブレーキとアクセルを踏み間違えるようなことでもない限り、事故は発生しにくいかと思います。

 

 

この道にサザン通りという名が付いたのは、今から25年前のことです。それ以前からも愛称として地元の方には呼称されていたようです。商店街がサザン通り商店街と改名したことをきっかけに、正式名称になったんだそうです。

 

同じ年に茅ヶ崎海水浴場も、サザンビーチちがさきと改名されています。海水浴場としては100年以上の歴史を誇る海岸ですが、改名前は海水浴客の減少に悩んでいました。しかしサザンの茅ヶ崎ライブで特設観覧席が設けられたことをきっかけに、客足は戻って来ているとのこと。

 

いやそりゃもう、神社(サザン神社)も建てるよねって感じですね。

 

 

鉄砲道と交差した所で右手に進むと、中海岸神社があります。中海岸というのはこの辺りの地名になっています。御祭神は天照大御神と寒川大明神。相模国一之宮の寒川神社には、今年の初詣に行きましたね。

 

 

再びサザン通りに戻って歩いていくと、毎年7月の海の日に行われる浜降祭(はまおりさい)で担ぎ出される神輿が飾られていました。八大龍王神が祀られています。

 

八大龍王神は仏法を守護する護法善神で、神仏習合で権現とされた日本古来の神々も護法善神に含まれます。もっと大きな括りで言うと、いわゆる守護神です。神道だと、氏神や産土神、鎮守神が守護神に当たります。

 

ちょっと分かりにくいんですけど、仏教的な視点で見ると、全ての神は仏法を護る守護神なのです。排除せずに守護神とした所に、仏教が広まった大きな要因があるように思います。

 

とはいえ、仏教視点だと、神はいまだ悟りを得ていない存在なので、仏(如来)や菩薩より下に位置するものとされます。それを良しとするか否かは感覚の相違があると思いますが、日本人が柔軟だったというか、時の政権に逆らえなかったというか、なんともむず痒い感じもします。

 

次回はいよいよ海に出ますよ。それではまた!