【府中市】車返稲荷神社 | ぼっちあるき

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歩きながら考えてみた

車返稲荷神社にやって来ました。

 

 

道に囲まれて五角形になっている境内。形は違うけど、恵比寿神社(渋谷区)を想起させます。でもなんかパーキングの看板が目立ち過ぎなのと、電話ボックスが景観を損ねているような気もします。玉垣の代わりにブロック塀で囲まれてるのも、ちょっと興醒めかなぁ。

 

 

空気感というか、雰囲気はいいんですけどね。余計な背景を極力取り除くべく、ちょっと屈んで写真を撮ってみました。小さな鳥居の枠で切り取っても、社殿の裏が駐車場とマンションなので、これが限界。ってか、狛狐が異常にデカくないですか。

 

 

いやこれはデカイゎ。しかもなんか直線的な造形でメカっぽい。メカ狛狐。大きな狛犬は何度か目にしたことがありますが、狐でこれだけ大きいのは初めてかも。台座が無いから、人間の目の高さに合わせて造ったのかもしれません。

 

 

後ろから見た方が大きさを実感できるかも。狛狐の視線の先は稲荷様道で、真っ直ぐなので京王線の電車が行き交う様子を見ることが出来ます。そのせいか、狛狐が電車を見ているようにも見えます。

 

 

二体で御神体を護る狛狐。常夜灯として赤灯篭が建てられています。いわゆる閑静な住宅街なので人の往来は少なく、「誰か来ないかなぁ」といった佇まい。ちょっと寂しげな感じもします。

 

 

境外に庚申塔の堂宇がありました。表面が綺麗に磨かれた青面金剛像が二基置かれています。

 

大きな狛狐が出迎えてくれる謎の五角形エリア。静かなるペンタゴン(勝手に命名)には音もなく、異世界と繋がっているような雰囲気を醸し出しています。時折遭遇するタイムリープ(が出来そうな空気感のある無人の小さな)公園に近い。もしかしたらホントにそうなのかも。

 

次回はハケ(崖)を下りて南へ向かいます。それではまた!