【朝霞市】下内間木氷川神社 | ぼっちあるき

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歩きながら考えてみた

新盛橋から内間木通りをひたすら歩いて、下内間木氷川神社にやって来ました。

 

 

ここもフラットで野晒しな感じの神社です。鳥居の横にブランコがあるのがいいですね。テーマパークなんてなかった時代、神社は子ども達にとって唯一と言っていいくらいのレジャーランドでした。遊具なんて無かっただろうけど、お祭りがありましたもんね。

 

 

後ろを振り返ると、郵便ポストと電話BOXがあります。通信手段が手紙から電話になり、今や電波(スマホ)が当たり前となっていますが、千年続いた文(ふみ)が電話になってから、まだ百年程しか経っていません。今を生きる僕らは、凄い変化の中にいることが分かりますね。

 

 

ブランコや郵便ポストがレトロアイテムになりつつある中、ここにはドラム缶の焼却炉もあります。「CO2がー!」な人達が騒ぎそうですけど、これもまたレトロな光景です。後ろに見える境内社は、右から富士浅間神社、大禄天神社、八幡神社です。

 

 

庚申塔もありました。右から二番目です。一番右は馬頭観音かな。風化が激しくて判別不能です。左には新旧の水神宮が並んでいます。水害に悩まされたエリアなので、さもありなんって感じです。むしろ水神を祭神とした神社があってもおかしくないくらいです。

 

 

拝殿の中を覗いてみると、金の御幣が立てられていました。なんかゴージャス。左手前には大麻(おおぬさ/大幣)もあります。よく見ると右手前には、参拝の作法のイラストもありますね。

 

 

本殿を見る為に回り込んだら、裏手が林になっていました。木々の立ち並んだ場所って、神聖な雰囲気があります。空気が綺麗なせいもあるでしょうが、太古の記憶が蘇るような、DNAが疼くような感覚。その感覚こそが、神社を訪れる意義なのでしょう。

 

次回は「失われた橋」を見に行きます。それではまた!