【朝霞市】美女神社 | ぼっちあるき

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歩きながら考えてみた

浜崎にある市内最古の庚申塔に来ています。

 

 

前回「道路に囲まれた家がある複雑な交差点」と言いましたが、民家を写す訳にもいかないので、庚申塔の後ろから交差点の方向を撮影してみました。「止まれ」の後ろに見える民家が「道路に囲まれた民家」です。写真右がハケ(崖)の坂で、左からも道が来ています。

 

すぐ正面が信号交差点で、例の民家の右手にはさらに十字路があります。左へ行くと浜崎通りと合流しますが、すぐに民家の左手へと伸びる道の起点にもなっているのです。Y字路に先端に建つ家はいくつか見たことがありますが、ここはホントに複雑な交わり方をしています。

 

 

左へ歩いて浜崎通りへ合流するとすぐに、駐車場完備の豪華な中華飯店が見えてきました。と思ったら、念法寺というお寺でした。念法眞教という宗教団体の施設のようです。政治活動に熱心な団体らしいし、特に仏像等が置かれている感じもないのでスルーします。

 

 

ピンクに白の水玉クレーンって、凄くないですか。しかもこれだけ揃ってるのは圧巻です。僕は庚申塔マニアですが、世の中は広いので、クレーンマニアな方もいます。時々ここでも写真をUPするマンホールの愛好家なんて、今やメジャーな存在です。あ、ちなみにここはリース会社の敷地です。

 

 

浜崎通りの終点(起点)から朝霞蕨線(県道79号)へと道を替え、少し北へ進んだ所で朝霞秋ヶ瀬通りへ入ると、美女神社があります。まずその社名に驚きですよね。彩湖を挟んだ対岸には美女木(戸田市)という地名がありますが、この辺りには天女が舞い降りたのでしょうか。

 

 

美女木には以前訪れたことがあり、その際に地名の由来は紹介しました。京都から美しい女官が来たという説でした。こちらの美女神社は、嘗ては宇津久志の宮と呼ばれていたとのことで、それが美(うつくし)の宮となったとの説があります。

 

 

由緒書には、祭神の市杵島(いちきしま)姫命が「いつくしま」となり、「うつくしさま」と転訛したと書かれています。市杵島姫命の本地は弁財天とされており、それなら美女というのも納得です。いずれにしても、戸田の美女木といい、朝霞の美女神社といい、魅惑的なネーミングですね。

 

次回は新河岸川を渡ります。それではまた!