【朝霞市】浜崎通り | ぼっちあるき

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歩きながら考えてみた

浜崎通りを東へ歩いています。

 

 

駐車場が広い郊外型大型店舗のセブンで休憩タイム。まだそんなに歩いてないけど、近くの小学生の集団下校時間と重なってしまったので、通り過ぎるのを待つことにします。

 

子どもが嫌いとか、そういうことじゃないですよ。昼間っから歩き回る黒いコートのデカイおじさんなんて、見守りの方々から不審者に見られがちなのでリスク回避です。そのため珍しくイートインにしてみました。

 

おにぎりって高くなりましたよね。おにぎりだけじゃなくて、総じて物価が高くなったんだとは思いますが、「おにぎりくらい100円で食わせろよ」って思っちゃいます。スタバのコーヒーがあったので試しに買ったせいもあって、これでもうワンコイン(500円)オーバーですからね。

 

え?安い?そっかなぁ。まぁホントに高いって思うなら、家で握ってこいって感じですかね。お茶も水筒に入れてね。実際職場にはそういう人も多いし。僕がコンビニで買い物をするのは、こうして探索する時だけなのです。

 

月1回か2回の贅沢だけど、それでも高いって思っちゃうんですよねぇ。「煙草(1箱540円)止めろよ」って声が飛んできそうですね。その辺はもうライフスタイルの問題なので、倹約術が知りたいとかではないんですけどね。

 

 

もちろん食後は一服します。むしろ灰皿があったから立ち寄ったとも言えます。今や外出先で灰皿を見つけるのは困難を極め、JRの駅前かコンビニくらいしか置いてないのです。煙草屋の店先ですら無かったりしますからね。「周辺住民の苦情」が理由です。

 

まぁ煙草って、傍若無人なおじさんの代名詞みたいになってるから、仕方ないかなぁと諦めています。令和になっても爺さんは歩き煙草するし、ポイ捨てもフツーにやります。チャリの運転中はおろか、バイクでも煙草を指に挟んでたりします。ヤニカスと呼ばれる所以でしょうね。

 

 

須田家長屋門に差し掛かりました。てか、長屋門より後ろのドームが気になる。歴史的建造物を見るつもりだったので、「思てたんとちゃう」って感じ。ちなみにこの後正面から写真を撮ろうとしたんですが、トラックがやって来て敷地内に駐車したので撮れませんでした。

 

ま、しゃーない。こういうのを縁が無いって言うのでしょう。逆に、ドームが気になったおかげで、このアングルの写真が撮れたとも言える。人生の様々な局面も、往々にしてそんなもんですよね。

 

 

市役所の支所がある所に、複雑な交差点がありました。道路に囲まれた家があり、そこを起点とした道があり、さらに家の裏には十字路もあるという状態。「なんでこうなったんだろ?」という疑問が生じますが、こればっかりは所有者の権利ですから、なんとも言えません。

 

その複雑な交差点の北側に十字路があり、その先に「ハケの坂」と呼ばれる坂道が続いています。ハケはおそらく崖のことかと思われ、ここが武蔵野台地と荒川低地との境目になっているのでしょう。朝霞市は、台地部分が7割で、北東の低地部分が3割という地形になっています。

 

 

自然がそのまま残されてる感じのハケ。下草の中央に一輪だけ菜の花が咲いています。ちょっとナウシカのラストシーンみたいで感動。

 

こういうのは「飽かず眺む」のがいいのです。カワイイからといって摘んでしまったら、まさに「野ばら」(シューベルト)になっちゃいます。「手折りて哀れ 清らの色香 永遠に褪せぬ」のです。

 

 

色々と情報量の多い交差点。さらにここには、市内最古の庚申塔があります。なんだか僕が来るのを待っていたかのよう。ハケと菜の花と庚申塔と。映画か小説のタイトルみたいだけど、このタイトルじゃ誰も見に来ないかも。

 

次回は魅惑的な名前の神社を訪ねます。それではまた!