【小平市】大沼田稲荷神社 | ぼっちあるき

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歩きながら考えてみた

ふ泉蔵院を出て、再び東京街道を西へ歩いていきます。

 

 

安い!そしていつも同じ事を言いますが、性善説を地で行くこの国は本当に素晴らしい。

 

先日、とある外国人の方のツイートで、「日本に生まれたことで国ガチャに恵まれているんだから、親ガチャとか甘えるな」というのを見かけました。親ガチャの部分はさておき、国ガチャで当たりを引いているのは事実ですね。

 

ただ、今のままでは安泰と言えないことも事実です。無人販売が成り立つ治安の良さを外国人に求めることはできません。国が奨励したことによって、既に数百万の外国人が日本に住んでおり、連日あり得ない犯罪報道を目にします。

 

治安の良さに加えて、景色の美しさも讃えられる日本。世界には日本には無い美しい光景もありますが、日本が讃えられる理由には、街並みの美しさも含まれています。しかし川口(埼玉県)のような中国人が多く住む地域では、路上にゴミが溢れ返っています。

 

グローバルだのダイバーシティ(多様性)だの、果てはSDGsだのと横文字を並べて、移民を正当化するマスコミと政府。温暖化もそうですが、マクロ(長い目)で見れば、氷河期のような気候変動が起こっているわけでもないし、日本は元々持続可能(サスティナブル)な社会です。

 

国民にはコロナを煽って我慢を強いながら、海外からの入国制限は緩和すると笑顔で話す首相。消費が冷え込んだ原因を作っておきながら、「キシダに投資を!」と訴える姿には、違和感どころか嫌悪感さえ抱きます。

 

もっとも、彼が退陣したとて、現政権には外面しか頭にない人が多いことが問題なんですけどね。「憲法改正に意欲」なんて報じられていますが、保守票を逃さないための選挙向けリップサービスですし、ロシアに入国禁止になろうが、北朝鮮がミサイル飛ばそうが、「許し難い」と言いつつ何もしません。

 

そして国民の不満が募れば、伝家の宝刀「適切に対応する」で終わり。無人販売の野菜を見て政権批判をしても仕方ないかとは思いますが、それでも支持率が高いことが、僕にとっては驚異であり脅威なのです。美しい日本が失われることのないよう祈り、失われる前に見ておきたいと思って歩いているのです。

 

 

凄く目立つランドマークがあったので近付いてみました。見た目では判断がつかないのでググってみたら、東京ガスの施設でした。その先にはFC東京の練習グラウンドがあり、さらに先にはガスミュージアムがあります。FC東京の前身は、東京ガスフットボールクラブです。

 

サッカーはJリーグ誕生時にチーム名から企業名を外しています。特定の企業が独占することを廃しており、関連自治体も出資をしています。これも常々思っていることなんですけど、野球っていまだに企業スポーツですよね。社会人野球なんて言葉がありますが、チーム名だけを見れば同じだと思うのです。

 

地元に根付いた名前の球団って、広島くらいですよね(マツダの旧社名が入ってるけど)。横浜も企業名になってしまったし、パリーグはホームタウンの名を冠してはいるものの、企業名が全面に出ています。

 

野球人口の減少を憂うなら、サッカーのように入替戦をすることや、チーム数を増やす等の努力が必要でしょう。甲子園人気(高校野球と阪神)に甘えていると、それこそ(スポーツの)多様性に付いていけなくなると思います。

 

MLBの育成機関になりつつある現状にNPBは危機感あるのかなぁって心配しているのですが、自発的に手を打たないのであれば、新聞というオールドメディアの凋落がきっかけになるでしょうね。そしてそれは、そんなに遠い未来のことではないような気がします。

 

 

大沼田稲荷神社に到着。前回訪れた泉蔵院の境内にあったお稲荷さんが、明治の分離令でこの地に遷座となっています。

 

 

どこの神社も手水には気を遣わざるを得ない状況ですね。竹筒を利用して工夫を凝らしていますが、水は流していないようです。

 

 

境内社の御嶽神社。鳥居の近くに狛狐ではなく狛犬がいたのは、これがあるからでしょうか。

 

 

道の反対側から神社全体を写してみました。街道沿いながらお詣りする人影はなく、僕が入っていく時も、帰宅部と思しき自転車の高校生達が珍しそうな視線を送ってきました。「何してんだろ」みたいな。地元でもあまり馴染みがないのかな。まぁ神社好きの高校生なんて、滅多にいないか。

 

次回もさらに東京街道を西へ歩いていきます。それではまた!