【西東京市】田無市民公園 | ぼっちあるき

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歩きながら考えてみた

多摩湖自転車歩行者道を西へ歩いています。

 

 

おおぞら公園を過ぎると、自転車道と歩行者道の間に分離帯が現れました。これなら安全ですね。

 

 

小金井市との市境に近い所で自転車道を離れ、市役所通りを北へ向かいます。写真は途中で見つけた遊具。時折見かけるんですけど、これって所謂イモムシでしょうか。体の色や形は違うけど、臭角を出したアゲハチョウの幼虫のように見えます。臭角というのは、外敵から身を護るために強烈な臭いを放って出す角です。だとすると、それを握って遊ぶのは…というのは考え過ぎですね。

 

余談ですけど、アゲハって蝶ですよね。あ、いや当たり前ですけど、揚羽って覚えておくと、一般的な蝶と蛾の違いを判別できます。静止している時に羽を揚げるのが蝶で、広げるのが蛾なのです。「一般的な」と付け加えたのは例外もあるからで、触角を見た方が区別しやすいです。蛾の触角は細長く、蝶の触角はマッチ棒のようになっています。ただ、普通はそこまで観察しませんよね。

 

そもそも蝶は蛾の一部ですし、アゲハモドキ(蛾)なんてカラスアゲハ(蝶)そっくりです。英語だと蝶は"butterfly"で、蛾は"moth"なので、東宝映画のモスラ(Mothra)は蛾ですね。モスにゴジラのラを付けたネーミングでしょうか。ちなみにゴジラって、ゴリラ+クジラなんですよね。

 

 

うぉー!今度は巨大な蛸に遭遇。

 

 

「タコ公園」の愛称で親しまれている田無市民公園に到着です。この看板は、まだ田無市だった頃のものですね。今は、田無(市だった所に在る西東京市の)市民公園です。所在地は西東京市向台町なので、遊んでいる子ども達がいつか「なんで田無?」と疑問に思って、地域の歴史に興味を持つきっかけになるといいですね。

 

 

向台中央通りにある庚申塔。ここまで来た目的はこれなのです。この堂宇が移設されたものでなければ、この道も古道なのでしょう。近くには府中道や鈴木街道もあります。

 

 

田無市民公園から、おおぞら公園迄戻ってきました。公園の向こうには巨大なマンションが聳え立っています。次回は、ここから鈴木街道を東へ歩いていきます。それではまた!