覚悟をもって向き合うとは! | 長崎 Life of Animalのブログ

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私達は動物の命を真剣に考えてます

◆◇◆お願い◆◇◆

下記の物資のご協力のほどを
お願いしています。
 
※現在、ティアハイムで不足順に
リストアップしていますので
ご協力くださる方は参考にして
いただけると幸いです!!

※現在、センター並びにティアハイムで
ドライフード(アダルト、シニア)が
大変不足してきています。


1,ドライフード
2,   赤ちゃん用オムツ(テープタイプL) 
マミーポコ、ムーニーマン
3,ペットシーツ(スーパーワイド、ワイド)
4,ウエットテッシュ、テッシュ
5,   クイックルワイパー(ウエットタイプ)


フードは、ドライ、ウェット、
缶詰、アダルト、シニア用で、
体調管理をしている為、銘柄
指定をお願いさせてもらっています。
 
サイエンスダイエット、ピュリナワン
いなば、デビフ、ロイカナ、ニュートロ

 

皆様のご協力をお願いします!!
 
■□■□■□■□■□■□■□■□

上記リンク先も必ず目を通しておいて
ください!!

今日は2年に渡り、私達の戦いを
はじめて記事にします。

今日のブログは動画も盛りだくさんで
必見です。

お時間ありましたら、何度か
読み返してもらえればありがたいです。

動物達を守る、ケアーする、トレーニング
する、ボランティアにも様々な方法や
方向性があります。

ですが仕事としても、ボランティアの枠
だとしても、どんな場面にも、そこに
覚悟をもって、どこまで本気で
向き合う事ができるかです。

先日のプロフェッショナルの放送に
関しても今もまだ様々な議論や批判が
繰り返されていますが、やっぱり
世の中の大半は犬の本気を知らない方が
山のようにいるなと感じています。

もちろん私だって、この活動をする前、
つい数年前までは犬が咬む行為、共喰い
だってある事、本気咬み犬がいると
いう存在を全く知りませんでした。

「犬は優しい生き物」
「咬まない」
「うちの子は大丈夫」と勝手に
決めつけ、考えてもいました。

そして問題犬はトレーナーさん
全てが解決できるものだと。

それは大きな間違いでした。

本気の咬み犬がいること、気分の
ムラで咬む行為をしてしまうこと、
トレーナーさんでも手をつけられ
ない咬み犬がいることを現場に立ち
直視してきました。

そして、その犬達はどうなっていく
運命なのかと言いますと大半は殺処分
されてしまうこと。

本気の咬み犬こそ、誰も目を向けて
もらえず、プロでもサジを投げられ、
人を咬んだからと仕方ないとすぐに
諦められ、人の手により命が終わって
いく現実ばかりでした。

誰しも歩寄らない……
それが咬み犬。

悲しい現実の中、長崎市のセンターでも
咬み犬(やまと)の持ち込みがあった時、
もうどうしたら良いのかと悩んでいた時に、
中村先生を知りました。

実際に話を聞かせてもらいながら
咬み犬にも、恐怖をおそれずに
こんなにも本気で向き合う先生がいた
んだと心をうたれたのを今でも覚えて
います。

皆さんも覚えてくれているでしょうが
幸い、やまとは先生の所に訓練を託す
事ができました。

ホッとしていたのもつかの間、再び
散歩中に、通行人に突然咬みつき
40針以上も咬んでしまい、地域
住民からも「犬を処分しろ」と言われ
センターに持ち込むことを考えていると
緊急相談が入っていました。

先方さんのかかりつけの獣医師すら、 
仕方ない殺処分しかないだろうと
サジを投げられてしまい、私自身も
頭の中が真っ白でした。

もちろん中村先生の事もよぎりましたが
やまとを預けたばかり、先生の所も
常に全国各地で待っている犬達がいること、
それがわかっていただけに、数日間悩み
ました。

40針以上の咬み犬となるとセンターに
入れば殺処分は間逃れないのは目に
見えていました。

正直、今の長崎ではプロもボランティアも
彼を受け止めてくれる場所も人もいない。

私がNOと言えば確実に生きる道は
閉ざされてしまう……。

悩み悩みでしたが、ちょうどその頃
屋外用の鉄製の大型犬犬舎を貰っていて
彼の生き延びるチャンスは、この場所から
スタートするしかない!!

可哀想、可哀想というのは簡単だけど
行動を起こせるのはひと握り
それならばと私と旦那は2年前に
彼を引き受ける事を決断しました。

そして飼い主さん自身にも毎月
必ず面会に来てもらうこと、最低限
でも毎月フード代くらいは負担して
もらうことを約束させてもらい
2016年の3月、彼を引き取りました。
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それがサム、ゴールデンMIXの
男の子です。

元気ありまくりのハイパー犬という
印象でしたが本当に咬み犬?なのか
この時は全くわかりませんでした。

まずは病院でメディカルチェックから
去勢と、病院での様子を聞きながら
我が家に迎えいれました。
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この時、中村先生が言われていた
アドバイスを思い返していました。

素人の私がどうやって咬み犬と
向き合って行けば良いのか先生にも
相談した時、本気の咬み犬を矯正しよう、
無理に接触しようとはせずに、まずは
毎日のエサやり、糞尿の世話、私の
存在を認識してもらうことから始めたら
良いと聞いていたので、紙に書き頭に
叩きこみサムとの生活がスタートしました。

サムの本質が出たのは早く、食事の時は
特に酷く、全く近づく事ができない事を
身をもって感じました。

これが本気の咬み犬なんだということです。

当時のサムの様子を撮影した動画も
載せてみます。

犬舎を開けると飛びかかってくる勢い
だったので、常に食事時間となると
旦那が犬舎端からリードで引っ張り、
私が扉を開けて食事を運ぶ事の繰り返し
でした。

口から泡吹くほど興奮と威嚇、
完全に攻撃態勢になり、食に対する
執着とホウキなどの棒のようなものに
異常に威嚇するのがわかってきました。

この頃は万が一襲いかかられたらと
とにかく恐怖心でいっぱいでしたが
とにかく必死で恐怖心が出ないよう
自分との戦いで、先生が言われていた
ように、無意味に興奮させず、ひたすら
黙々と世話をこなしていくのがやっと
でした。

ただ幸い、常日頃から攻撃性になる
タイプの犬ではなかったのが救いで
どんな時に急変してしまうのかを
メモをとり数ヶ月、落ち着いている時には
普通に撫でたり、遊んだりリードの付け替えも
できるとこまできました。

ここまでで半年くらいは経過した
かな……。

他の犬、人に対しても好き嫌いが
ハッキリしているようなので
接触は控え、そして万が一に備え、
新プレハブ増設の際もサム用の個室に
なれるようオーダーさせてもらっていて、
飛び出し防止も含め、扉も二重ゲートに
しています。
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これまで飼い主さん宅でも外飼い、
ティアハイムでも屋外犬舎生活だった
ので、はじめて室内生活もスタート。
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イタズラとハイパーぶりは相変わらず
ですが、サムとのこれまでの2年間、
本当に咬まれる恐怖もあり、私自身が
大怪我してしまえば、他の犬猫達に
影響が出てしまうので、かなり慎重にで
大変だったなと思う事の方が多いです。

焦らずに覚悟をもって向き合うと
決めた以上、やりぬくしかない。

例え、時間に追われ整理整頓や
家事などがおろそかになっても、
私達家族はサムを救う為の時間にも
費やす事を選びました。

もうこの想いだけで突き進んだ2年間
ではありましたが、ゆっくりと距離を
縮めることもでき何より食事の時のあの
攻撃態勢が全くなくなる事ができ
ました(/_<。)

現在のサムの食事の時。

油断は禁物ですが、今では普通に接し、
人に対しても威嚇する事もありません。

あの時、私達が諦めていたならば
今のサムはいないと思っています。

そしてサムの元飼い主さん自身も
きちんと約束を守り、この2年間、
毎月欠かさず面会と飼育費用の1部を
持ってきて来られています。

元飼い主さんも毎月、年々とサムの
変化に驚きと、命拾いした事を
喜んでくれています。
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サムの事を知ってもらったのには
覚悟をもって向き合う事がどんな事
なのか?プロでも、いちボランティア
だとしても本気で向き合うという事が
どういう事なのかを、私なりの経験を
もとに、沢山の人に知ってほしかった
からです。

中村先生の覚悟を見て、まさに通じる
ものがあり、私達自身も生半可な
気持ちではないと言う事です。

まだまだサムとの信頼関係作りは
継続中ですが、サムだって立派な
私達の仲間、家族です!

これからサムの事も、どうぞ
宜しくお願いしますね( `・ㅂ・)و



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そして皆さまに再度お願いです。
医療費が追いつけていません。
 
投薬や訓練費だけでも毎月12万以上は
支払い、それ以外に治療や入院となると
もう、どんな状況のワンコがいても手を
かけてあげる事すら諦めなければ
なりません。
 
皆様からのご協力、お力添えの
ほど、どうぞ宜しくお願い致します。

 
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