週末旅行 トリノ | オランダでお茶とランチ

オランダでお茶とランチ

おそらくお気楽生活の記録です。

ここ数年、アルバのトリュフ祭りに行きたいとずっと検討していた主人。でも毎年日程が合わなかったりフライトの時間が良くなかったりで結局行けずじまいでした。そんなのが続いてどうやら「もう夏でもいいからこのエリアに行きたい!」と(彼の中で)なったようでニヤニヤ、トリノに行って来ました。



私の中では冬のオリンピックしか思い浮かばかなかったトリノですが、事前に調べたら⑴美食、⑵世界遺産、⑶アウトレットとか出て来ました。期待できる感じ!

着いてみたら古き良きヨーロッパの街並みがある、落ち着いた街でした。19世紀にイタリアが統一された時の首都だったと聞いて納得。

アーケードがたくさんあるのも特徴だそう。ずっとお天気で暑かったので日差しをしのげて助かりました。

この変わった建物、モーレ・アントネリアーナがトリノのシンボルだそう。中は映画博物館。

古い路面電車も時々見かけました。趣あるー。

裏通りに入ると落書きもわりと目についたけど、少なくとも私たちが滞在した3日間の印象では、治安は決して悪くはないと感じました。

アウトレット行きのシャトルバスが出ていた広場。主人はお目当のものがあったようで良かったです。

この広場から少し歩くと世界遺産の王宮、さらにその近くにドゥオモがあります。この日はドゥオモ前に昔の騎士団?みたいな衣装を着た人たちがたくさんいました。

何かのイベントがあったっぽいけれど詳細は分からず。。

このドゥオモの中に、聖骸布(キリストの亡骸を包んだと言われている布)があります。布自体はケースに入っていて普段は公開されてないけれど、写真が飾ってあった。

フィルムのネガみたいに、色を反転させるとくっきりキリストの顔まで布に写ってるらしいーーー。ちょっと怖いよー真顔

厳重に保管されています。

この布の真偽については1980年代からいろんな調査が行われているらしい(そりゃそうだよね)。でもどういう風にしてこんなにくっきりと人の跡が残ったのかとか科学的にもはっきりせず、再現することもできていないのだそうです。布の年代については一度、13ー14世紀のもの!という調査結果が出たものの、あれこれ言われて結局はっきりせずだとか。。。ローマ法王も来たことがあるらしいので、キリスト教会の中でも重要なものとは認められているようですけれど、バチカンはその真偽については明言は避けているのだそう。 ほぉー。

前回の一般公開は2015年だったそうで、次は2025年だとか。もしヨーロッパにいたら見に来るのもいいかもー。

お夕飯はトリュフづくしで。

ホテルにに戻ってからルーフトップテラスのバーへ。モーレ・アントネリアーナがチラリと見えました。

雰囲気は良かったけど蚊がすごかった。。去年まで蚊がいても刺されない方だったのに、今年は国を問わずものすごく刺されますえーん