セールスパーソンへ勇気の言葉~売れなくても良い、なんて口が裂けても言ってはいけない | お金と心を動かす会話術 | 浅川智仁

お金と心を動かす会話術 | 浅川智仁

セールスとは、「センスの科学」です。
センスを上げながら、仮説と検証の精度を上げる取り組みを続ければ、結果は自ずと変わっていきます。

センスの上げ方や仮説の立て方を、あらゆる角度からご紹介します。

ぜひお気軽にのぞきに来てください。

■ 世界の一流が使う言葉



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「大切なことは勝敗ではない、なんて、
おおかた敗者が言う言葉だ」
(マルチナ・ナブラチロワ)

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チェコスロバキア出身の女子プロテニスプレーヤーで、
ウィンブルドン選手権9勝という大会史上最多の優勝記録をはじめ数々の歴史的記録を樹立した名選手、マルチナ・ナブラチロワからの一言をご紹介します。










4大大会シングルス通算18勝という女子歴代4位タイの記録を持
っているナブラチロワですが、1973年のデビュー当初は精神面の弱さが目立つ選手だったようです。


実際、選手として開花したのは25歳を過ぎてからで、
1981年の全豪オープン優勝がキッカケでした。


以後、38歳の現役を退くまで、世界ランキング第4位という第一線で活躍し続けたナブラチロワの信念が、今日の言葉からはビシビシと伝わってきます。


30年の長きに渡り、世界を舞台に勝負してきた者だけが語れる覚悟と、強烈な説得力を感じるのは僕だけではないでしょう。










■ 文字通り勝負に命を懸けた



ナブラチロワは1975年、当時共産主義圏だったチェコスロバキアからアメリカに亡命しています。


自らの勝敗に、
自分だけでなく家族の命運までかかっているとすれば、勝利以外の選択肢は絶対に受け入れられないはずです。


結局のところ、あるべき理想の人生を実現するためには『決断』以外にありません。











■ 決断の定義



決断とは、「求める結果以外を受け入れない」と決めることです。



「勝敗は問題ではない」と言ってしまったら最後、
その決断は決断でなくなってしまう。


世界的な成功者が異口同音に語っている真理です。










■ セールスにおける『決断』とは




そして、僕の考えるセールスにおける「決断」とは一つ。


それは、「売ると決めること」です。


結局のところ、売ることでしか、大切なクライアント様に対して貢献することは出来ません。


どんなにいい話をして、どんなにモチベーションを高めても、それは一瞬のことでしかないわけです。



もちろん、最終的にご決済出来るか出来ないかはお客様にゆだねるわけで、当然無理におススメするなんてしませんが、「売ると決める」事はこちら側の問題です。


お客様の環境や状況を越えられる提案をすることは、その決断をしたセールスでしかできません。


事実、僕は現役時、他の社員が無理だと判断したお客様から、たくさんお喜びのご契約をいただきました。


セールスにおける「決断」


これがお客様を幸せにお導きする「決断」を生む例外ない道だと考えています。










~人生はデザインするもの~
ライフデザインパートナーズ株式会社
代表取締役 浅川智仁