こんばんは(^O^)/
モチベーション・マネジメント・コーチの浅川です。
毎年クリスマスが終わると、一気に年越しムードが漂ってきますね。
私のセッションデスクがあるビルの入り口では、立派な門松が本日から飾られていました^^
まさに、いよいよ正月ムードに突入ですねo(^-^)o
今日は、顕在意識にまつわる興味深いエピソードをご紹介しようと思います。
発明王エジソンが、ある時自分の研究所で働く社員数人に語りかけました。
「研究所まで来る途中に立っているあの大きな木、ジャマだから誰か切ってくれないか」
すると、それを聞いたある社員は答えました。
「エジソンさん、ジャマになるような木ってありましたか?」
「もちろんあるだろう!あの大きな木だよ」
エジソンは言います。
次の瞬間、別の社員も切り出しました。
「エジソンさん。私もそんな木があるのは知りませんが・・・」
「?!」
エジソンがそれを聞いて信じられないという風に首をひねっていると、
その会話を聞いていた全ての社員がその木に気が付いていないことが分かりました。
「・・・そうか。みんなその木を知らないのか・・・」
これは、私たちの記憶にまつわる、とても含蓄に富んだエピソードの一つです。
結論から言って私たちは、
仮に全く同じ風景を見ていたとしても、
その時に何を考えているかによって、
そしてその時に何を重要視しているかによって、
意識の網にかかってくる情報が変わってくるのです。
つまり、
人は見えるものを見ているわけではなく、見たいものを見ています。
また同様に、人は聞こえるものを聞いてるわけではなく、聞きたいものを聞いているのです。
ですから、人の長所や物事の可能性を見たいと思っている人には、
そうした情報が比較的たくさん目に映ってくるはずであり、
他人の短所や物事の難しい点を知りたいと思っている人には、
そのような情報が目や耳に入ってくるわけです。
昨日の早朝勉強会で私は、参加者の皆さんにこんな質問をしてみました。
「このビルに来る途中に、銀杏の木があったのには気が付きましたか?」
なんと銀杏の木に気が付いていたのは、参加者の方たちの中でただお一人だけでした。
「道が黄色い絨毯になっていたじゃないですか?!」
気づいていた方は、当たり前にそう仰っていました^^
ぜひ、おススメします。
今、視覚や聴覚から入ってくる情報を少し客観的に精査してみてください。
すると、今あなたが欲しい情報の質が、逆に垣間見えてきたりします。
ちなみに私は、そうやって自分の軸の定点観測を行うようにしています。
~人生はデザインするもの~
Life Design Partners
代表 浅川 智仁