こんにちは(^O^)/
モチベーション・マネジメント・コーチの浅川です。
寺田屋のある伏見を出たのが11:00ごろ。
龍馬さんが眠る霊山護国神社へ向かうため、
今回は初めて電車を利用して祇園へ向かいました。
八坂神社近くのコンビニでお線香を購入し、
冬の入り口を思わせる凛とした空気のなか、
京都独特の風情ある石畳の小路を黙々と進みます。
いよいよ二年ぶり。
龍馬さんの命日にお墓参り。
どんな感情に包まれるのか・・・。
どんな思いを持つことになるのか・・・。
そんなことを、ぼんやりと考えながら歩を進めると、自然と身も心も引き締まってきました。
『維新の道』と呼ばれる勾配の激しい坂道を登り終え、受付を済ませた後、
更に何段もの階段を上ったところにお墓はあります。
あえて、お墓の写真は撮っていません。
しかし、龍馬さんと中岡慎太郎さんが望んでいるであろう、墓前からの景色がこれです。
まさに、京都を一望できる絶景。
紅葉がまだ本格的に始まってはいなかったのは残念でしたが、
何度見ても素晴らしい景色に変わりはありませんでした。
初めてこの地に立ったときの(中学校の時の修学旅行)感動は、
今でも忘れることが出来なく、強烈に残っています。
急な坂を上り、階段を何段も登った結果、
少し息を切らしてお墓参りをした後に振り返ってみると、
そこには絶景が広がっている。
着実に歩みを進めていくことでしか、目標は達成できない。
そして、目標を達成した時に振り返ってみると、信じられないところに自分は立っている。
更にそこから見える景色は、考えていた以上に大きな感動を運んでくれるものになる。
まるで、人生の縮図を、龍馬さんから教えていただいたように感じたのです。
『龍馬伝』で沸き立つ今年、
きっと参拝される方の数は相当いらっしゃるだろうと思ってはいましたが、
正直なところ、私の予想をはるかに超える方々が列をなしていました。
少なくとも私が見た限りでは、100名ほどの行列が4時間は途切れることがなかったんです。
改めて思いました。
私たちの肉体は滅んだとしても、その志が滅びることは絶対にありません。
むしろ、様々な世代の多くの方々を通過することによって、
それはより一層強靭かつ強大なものにもなります。
私は二年前と同じことを、肌で感じることが出来ました。
そして今回はもっと言うと、
龍馬さんはもちろんのこと、
気が遠くなるほど多くの先人たちの志と命の上に、
私たちの今の生活や環境が成り立っているということを痛感させられました。
当たり前と言えば当たり前のことですが、
今回の旅では、これについて強烈に突きつけられた気がします。
霊山護国神社。
この国に命を懸けた龍馬さんや、多くの志士たちの志に直に触れられる物凄い場所です。
~人生はデザインするもの~
Life Design Partners
代表 浅川 智仁