わたしはボディートーク認定施術士ですが
仲間の施術士にお願いして、自分のセッションをしてもらうことはコンスタントにあります。
昨日の記事のように、口唇ヘルペスの治癒にむけてのセルフセッションなどは積極的に自分自身に施しますが
やっぱり自分という肉体を持った自分をセッションするのには、どうしてもエゴが入りますし。
自分でシャンプーするのと、美容室でシャンプーするのって比べ物にならないくらい良いでしょ?あれと感覚的には似てるかも。
それに、第三者の意図のない観察は深いですから

わたしたちは、インターネットの発達のおかげで
何でもスピーディーに、すぐ答えを得られる時代に生きてます。
わたしが小さい頃は、わからないことは辞書を引いて、あーでもないこーでもないと手間をかけたし、図書館で何冊も本を調べたりしたものですが
今はOK Google!とかHey Siri!とかで解決できちゃいますものね。
そんな便利な時代の皮肉か?
わたしたちの知識や感情、思考、はたまた過去の嫌なことも
あっという間に解決したい、早く解決できなくちゃダメ!
という傾向が強くなってきたなぁ…と思うのです。
でもどうでしょう?
わたしたちが年月かけて築き上げてきた生きる術(無理や諦めを伴うもの)を
もう要らないよね、嫌だから無くしちゃおうと
一瞬で消し去ってしまうって…
怖くね?
人は人をコントロールできません。
同時に
自分のことを自分で裁くこともできません。
自分のことであれば
そこに焦りが出るのは、ごく普通です。
早く解決したいと思うことも、ごく普通です。
ですが
時間をかけた方が良いこと(妥当・賢明)、あります。
なぜなら
人間が、人と信頼関係を育むこと
人間が、人と愛を育むこと
これらに早くという概念は必要でしょうか?
LINEなどで好きだという気持ちを素早く送りあえる時代ですが
スピードだけが全てではありません。
大切なのは、不安を投影しないことです。
自分が、自分と信頼関係を育むこと
自分が、自分と愛を育むこと
これは
ボディートークの目指す、より良い自分になっていく解決像のひとつでもあります。
自然治癒力って、たゆみない自己信頼の形です

だから
他ならぬ自分のことであればなおさら
時間をかけて、より良い自分に変容していくことを大切にするのは健康的なことと思います

わたしも現在進行形で
時間をかけて自分を少しずつバランスしていっているテーマがあります。
このスピードが、時にもどかしくもあるし焦りもあります。
でも、このスピードじゃないと
わたしがわたしを否定してしまう

それが、よく分かります。
言葉にできない感覚的なものだからこそ、焦りやもどかしさを感じて普通だろうなとも思う。
自分自身が、施術士でありクライアントであるからこそ
わたしは時間をかけた方が良い(妥当・賢明)ことって、確かにあるよ!声を大にしておススメしたいし
全ての人に、そうあることが自然であるよう
ボディートーク療法を通して応援します

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Lieto BodyTalk Room
米国IBA認定 BodyTalk施術士 松岡由枝
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