人は、何かしらの形でヒエラルキーの中に所属しているものです。



でもそれは便宜上のもので



私たちは、そのヒエラルキーが自己価値ではありません。





しかし、なぜそこに自己価値を置こうとしてしまうのか…





それは



罪悪感と、それに伴う差別意識がもたらすものです。





罪悪感





太古の昔から、人間は罪悪感を抱えています。






自分が悪いから、こういう目に遭った。


自分が良い子じゃないから、愛されない。


自分がきれいじゃないから、好かれない。


自分がお金持ちじゃないから、下に見られる。


自分が女(男)だから、我慢しなくちゃいけない。



など。




これは、自分と他者に差別意識があることから生じることです。




自分が(劣ってる)から、犠牲にならなければならない。


自分が(親の理想に応えられない)から、言うことを聞かなければならない。


自分が(受験に失敗したから)、みじめを味合わなくてはならない。


自分が(かわいくないから)、いじめられても我慢しなくちゃいけない。


自分が(ブランドものを持っていない)から、無視されても仕方がない。




などです。挙げたらキリがないでしょう。






これが反転しますと




自分がコンプレックスの塊だから、優越感に浸ってる人をこき下ろしたくなる。


自分が不幸だから、人の不幸が楽しいし、人の幸せが憎い。



自分に子どもが持てないから、子の自慢をする人が許せない。



自分(や家族)がお金持ちだから、貧乏な人とは付き合わない。


自分(や家族)が高学歴だから、自分と釣り合う人は同等の学歴またはそれ以上でなくてはならない。


自分(や家族)が創業者だから、社員や部下は言うことを聞くべきだ。


自分が働きに出て食べさせてやってるのだから、感謝しろ。


自分のおかげでこの生活が維持できているのだから、周囲や家族は自分を立てるべきだ。


親は子より偉い。子は親の付属物。


会社内での学歴派閥、女性冷遇がある。





などなどなど…  これも挙げたらキリがないでしょう。





このような、罪悪感とそれに伴う差別意識のマインドは、キリストが十字架に磔に遭う頃から、人間の本質として全く変わっていません。


これらが、人種差別、宗教戦争などを起こしています。




人種差別、宗教戦争というと大ごとに聞こえるかもしれませんが




私たちの日常には、日常レベルのこれらが日々繰り返されているわけです。


そして、何かしらのそのような枠の中に所属しているのも事実です。








やみくもに嫌いますか?
とりあえず気に入らないからSNSで叩きますか?




それは、幸せですか?










私たちが、それらを嫌う感情は持ち備えてるものです。




しかし



自分の中の罪悪感と差別意識に気づかないまま、やみくもに嫌うことは


実は解決にはなっていません。




何度でもお伝えします。



階層は便宜上です。



そして



全ての人は対等です。



罪悪感は誰しも持っています。


それに伴う差別意識も、誰しもが持っています。



それを解消していくには



あなたはそのままで愛される存在


ということを、根気よくコツコツとチャージしていくことです。


他者からの評価ではなく


自分のことを自分が最大の理解者で味方でいること。





自分の中の罪悪感と差別意識で


自分自身をヒエラルキーの枠で決めつけなくていいのです。




そのような枠の中にいたとしても


それは自己価値ではありません。



わたしたちは、唯一無二の存在です。





ボディートーク療法では



罪悪感へのフォロー

そのままの自分を愛するプロセス



などを、パワフルかつ寄り添いますニコニコ



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Lieto BodyTalk Room


米国IBA認定 BodyTalk施術士 松岡由枝

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