外国患者搬送 ~イタリアから海を越えて~ Ⅳ | 民間救急移送の軌跡 ~海外患者医療搬送、全国患者移送の足跡~

民間救急移送の軌跡 ~海外患者医療搬送、全国患者移送の足跡~

海外患者医療搬送・全国民間救急搬送の仕事紹介と日記、
世界の国々に訪れた街や食べ物、全国の美味い物を御紹介します。

 

イタリア・ボローニャからは1時間30分ほどで、

パリ・シャルルドゴールに到着、

 

 

ここで帰郷便に乗り換え、

14時間のフライトを経てようやく故郷に到着する。

エールフランスの手厚いサポートで、

帰郷旅は順調に進んだ。

 

 

パリを飛び立ち中央アジア・中国上空から、

日本へと飛行を続ける。

 

 

ここからは再び漆黒の中を東へ向けての夜間飛行。

 

 

晴天の関西空港には午前9時半無事に到着、

「元気、良く帰って来たね」

多くの関係者の出迎えを受け、

患者さんへは労いの日本語が飛び交う。

 

 

故郷までは陸路で移動、

イタリアからの「長途の旅」は午後1時、

故郷、京都で無事に完結した。

 

「生きとし生けるもの」は「還るべき場所」

を持っているはずである。

それが何処であるか、私達には判らない、

しかし、そこが何処であっても、

途方に暮れ困っておられる皆さんが、

「還るべき場所」と選ばれた所にお連れする、

それが私たちの仕事である。

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