「大ふへん者」
この言葉は、かぶき者と言われた前田慶次が、
旗を立てて歩いたとことで有名なのだそうです。
わたしが、前田慶次を知ったのは
時代劇で中井貴一さんがその役をされた一瞬のシーンでした。
主人公は別の人だったので、慶次の出番もほとんどなかったのですが、中井貴一さんが演じる前田慶次が素敵で魅了されました
それからうん十年…w。
この頃のわたしは、
珍しいことに…ドラマを見ることにハマり、
時間が出来るとスマホでドラマを楽しんでいます。
過去のドラマを色々みていたら
藤竜也さんが演じられてる前田慶次のドラマに出会いました。
藤竜也さんといえば、
私の中で、セクシーで、少し影のある役を演じられる渋い役者さん。
なので、慶次の役をされているのが、少し意外で驚いたのですが、見入ってしまいました
「大不便者」
慶次曰く、漢字では「大不便者」と書くのだそうです。
意味は、「浪人暮らしが長く、女房もいないので不便なんだ」語ったという話が本流(?w)のようですが、私がみたそのドラマでは「不器用」という意味でした。
自分に嘘がつけない。
自らの信じるところを生きるしかなく、それは、とても融通がきかず、このうえなく生きずらい。しかし、そのようにしか生きられない…
大不便者と。
慶次の有名な言葉、
「生きるまで生きたら、死ぬるでもあろうかと思う」
そして、「大不便者」
この言葉に
「本当に…」と、ごちました。
「人生とは、楽しんで生きること」とドラマでの慶次が話します。
「楽しく生きる」「楽しんで生きる」
この言葉はよく聞き、目にします。
意味としては、違いなんてほぼないのだと思うのですが
ドラマでの慶次の生き方を観ながら、私の中で「!」ときたんです。
私は、今まで「楽しく生きる」ことを
出来事に対して「楽しく感じること」と捉えていたかも!って、思ったんです。
出来事に対して楽しさを見つけ、感じて生きる。
でも、
これからは、自ら「楽しむ」を生きたい!と思ったんです。
「楽しく感じること」
楽しくないことは、そのスパイスとして味わい深く、だからこそ、より「楽しさ」を満喫する…そんなことを思いながら毎日を暮らそうと思っていたように思います。
でも、
これからは…
年老いて尚、自らの使命と楽しみを生きる藤竜也さんの慶次を見て、「能動的に人生を楽しむんだ!」と思いました。
藤竜也さんの慶次は、老いを重ねつつ、流れを上手に受け入れながら、“人生”を“美しさ”を 時に、激しさをもって楽しんでいました。
今までの「楽しむことを感じる」から「楽しく生きる」へ
楽しさを自らに与えていくんだって思った時、
今まで…楽しさは「与えてもらう」ようなスタンスがあったのかな?と、ハッとしました。
たとえ、それが、そのような生き方であっても、そうでなかったとしても、これからは、私の意識が変わる。
今まで
与えてもらっていたものから
人と一緒に楽しむ。
自分がクリエイトさせてもらう地点に来たんだと思ったんです。
慶次のようなウイット感は、
私には「ゼロ」ですが苦笑
そして、「大不便者」であります。
自分にとってどうしても受け入れられないものがあれば、全力で頑なに自分を通す
融通がきかないと言われ、
親からはため息をつかれたこともある自分を
マイナスなところだと思い、それを表になるべく出さぬよう抑えたところ。
(まぁ…我慢してるから、どっかで出ちゃうんですけどね)
でも、慶次のドラマを見て、
単純ですが、それらを言われてきた自分の過去が転換されて、人生に対して大きな意欲が湧きたんです。
受け取るだけでなく、
ともに楽しむために自分を表現していく
わたしからも何か差し出せる喜び。
すんごく嬉しい
そして、
生きづらさは、
自分に正直だから。
なんて素敵な大不便者
どうしたら楽しい?
どうしたら楽しくなるかしら?!
大不便者
よきよき。。。
まことに、よきよきです
love & free yoko