息子は、そんな日をどう過ごしたらいいのか少し不安だったよう。
パパに『いつ帰ってくるの?』と何度も聞いていたので、
不安なの?
と聞いたら、
今まで、パパがいない時、どうやって過ごしてたのか、オレ、思い出せない大丈夫かな?と不安気。
何が不安なのかしら?
(ママがいるじゃないの)
確かに、
息子が小学校上がってから、パパがいない日…無かったかも。
なるほど
前は…
なんちゃらかんちゃらとうるさいパパがいない日は、息子に『何する?』と二人でワクワクしたものなのに…
淋しいわ…
そう…以前までは、
何時までにアレが出来てなかったらダメだ!な雰囲気出して、規律正しく生活するパパがホントにうるさく感じてたまらなかった。
他に理由もあって、
いつも頭の中で“離婚”を考えていたのでした。
パパが留守のときは、
糸の切れた凧のごとく、
さぁ!自由だぁ
とワクワクしたものです。
…で、
そんなある時、
はっと気づいたのです。
それは…
自由だぁ!と
独身時代を思い出し
のんびり息子と過ごし、
息子が『お風呂に入りたい』と言ってきた時のことでした…
え?
あんなにパパにお風呂入れってうるさく言われて、イヤイヤ入ってたキミ。
家のお風呂は嫌いなんじゃない?今日くらいはシャワーでいんだぜ?と思ってたのに…
『湯船に入ってあったまってから寝たい』という
気づくと、夜の10時!!
あたしは(ちっさい子供がいるのに)今まで何をしてたんだ!!!!!
と、猛烈自戒
離婚を毎日考えてた
息子と二人での生活…
二人の生活に自信があったし、
やっていけると確信もパワーも湧いていた
のに…
この瞬間、ガラガラと音を立てて崩れた…のでした。
あたし、きっと、息子と二人で暮らし始めたら、今みたいなこと、毎日はやらなくても…ちょいちょいやるかも
自分のしたいことをしたくて、今より自由になりたくて…息子との二人の生活を選んでたら
わたしは息子のダメ親になる…
と、この時確信しました
(二人の生活で、もし、自由を感じない日を感じたら、自由がないことを許せなくなって、息子に八つ当たりしてたかもしれない…)
この時、あぁ…なぜ、わたしがこの人(パパ)に惹かれたのか…よく分かった(気がする)と、
過去のあんなことやこんなことを思い出し、
納得したのでした…
そして、この人がいるから、家族としてちゃんと成り立ってることを痛感。
き…き、気づかなかったわぁ
たまに居ない。
たまに超絶自由。
わたしには、
それくらいが丁度イイみたい
いまは。ね。
それくらいで
社会でちゃんと両足たててやっていけるんだなぁ…と。
…そんなことを
パパ不在にいつも思い出します…
そして、いま、
自由を満喫するわたしです…ふふ
そして、
パパに感謝しつつ、
いまのそのスタンスをちょっと卒業したいと思ってます。
(注:離婚ではありません)
love & free せち
余談エピソード…
(お暇な方だけどうぞ)
息子と二人で将棋すると
王将取れるのに、取りたい駒とか、貼りたい駒に夢中で、王将取り忘れて…気づくと、盤にほぼ駒が無いという…誰にも見られたくない対戦になってる親子
パパ、将棋強いから、そんな時に帰ってくると、なにこそ言われるか分からないので、パパがそんな時に帰ってきたら、すぐに二人で将棋盤片付けます(トロトロしてる二人だから結局、バレて、正直に述べて、イジられる始末ですけど)
も一つ。
3人でお風呂に入ったとき、
ピーーーーーーーと変な音が聞こえる
わたしは前にも聞いたことがある音だったので 気にしないでいたら、息子がやたら怖がるのです。
何の音だろうね???とわたしも気になり始めたら、身体を洗ってたパパがクールな顔して、『キミたち。。。湯船のお湯、抜けてるんじゃないの?』と。
見ると、湯船のお湯が半分以下に
ひぇーーーー!!!
息子に『蓋を抜いたのあなたでしょー!』と言いながら慌てて栓をするわたし
「この親子、ほんとアペトペ…」とパパぽつり。
わたしたちが上がった後、パパが湯船に…
お湯が…ほぼない
ぷぷぷぷぷ
なんか面白いwww
ソレ見て笑ってる私と
すぐに逃げた息子
ため息気味のパパでした。
あぁ…
パパさん、毎日、本当に…この妻と息子とマックさんをありがとう
あなたがいないとダメ人間な我々です。
ん?マックは素晴らしい犬です。…ん?!息子もなかなかです んん???あたしか????