空が青くてキレイだった | The yoko's room〜もっとdeepに感じていこう〜

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路地に惹かれ、珈琲が好き♡

そして、何より、
感じること、気づきが大好きです。
心が、喜んだり、悲しくなったり、怒ったり、笑ったり…丸っと自分を受け止めて、自分のまんま、deepに味わって生きたい。わたしの想いです。

息子が、突然、半べそかきながら
「ママ、ぼく、やらなきゃいけないことが2個あるんだ」という。

なに?どした?と、聞くと

夏休みの道徳&生活の宿題のことだった。 


その課題で
息子は、浮き輪なく初めて泳げた体験を書いたのでしたら浮き輪

その文について、
先生から何度か書き直しを言い渡されて。

みんながその発表を終わる頃、
ようやく先生から文章の合格をもらった息子でした。


何度も直して
くしゃくしゃになったプリント。

「合格もらった!」と見せてくれた時、
頑張って書き直したのが伝わってきてジーンと来ちゃいました。


そのプリント…

実は学校に持ってって
みんなの前で発表するはずだったのですが、

彼は持って行かなかったのでした。


ゆえに、
発表もしていない

ということなのでした。



それを今日、半べそになりながら
わたしに伝えた息子。

「先生、忘れてるんだと思うんだけど…」
とい彼はいう。

多分、そうでしょう。
(半年過ぎて、息子のクラスのことも見えてきたので、なんとなく察しがつくのです。彼のクラスは…なかなか忙しいのだ真顔

で、キミはどうしたいんだい?

発表したいのか?→したくないらしい
でも、提出したいのか?→そうらしい

みんなのプリントは、まだ先生が持っているのに、自分のだけママが持っている
という。

ママ?
…まぁ、いいでしょう。。。

では、提出したら?

泣き始める、息子

謎な母。


なぜ泣くのだ?
何が心配なのだ???

先生は絶対に「どうして?」と聞く

なるほど。

ぼくはどう答えたらいいの?

正直な気持ちを伝えるといいんだよ。
“どうして、今出すか”その気持ち。

わからない!
どこかへ消えた真顔

しばらく考えたらしく
答えは…

「わからない」

えーーー?ポーン

自分の気持ちだよ?
その答えは、キミにしか分からないんだぜ?

いつもわたしはこの手の質問を早く終わらせたいためにナイスパスを出してきた…

でも、
今日はそれをやってはいけない気がした。

するとまた、どこかに消えたDASH!

しばらくして
分かったんだ

ほほぉ!

いま、思い出したから

(ん?ま、まぁ)いいじゃない!

でも、先生は“なんで今なの?
どうして提出したいの?”って絶対に聞く

そーなんだ。

ぼくは、なんて答えればいいの?

正直な気持ちを答えるんだよ。

また、
どこかに消えた。
(…ベッドルームに行ったのかな?)

夕飯作りに集中するわたしナイフとフォーク


戻ってきた息子は
分からない。ぼくは何て答えたらいいの?

ママが答えると、それはママの答えだから、キミの答えでなくなるよ?それはウソになるから、先生には伝わっていかないと思うな?キミの正直な気持ちが先生に伝わる。キミの答えが大事なんだよ。

そんなやり取りを何度かして、
ようやく彼は答えを言葉に出来た。

「宿題の発表ができずにそのままにしてしまったけど、ぼくはこのプリントを先生に提出したいんだ」

伝わってきたよ!
いいじゃん!ママには伝わったよ。
先生はなんていうのか分からないけれど、ママにはしっかリ伝わった!!

彼は安心した様子。

すると、
もう一つある」という。

あぁ、そーいえば2つあるとか言ってたなぁ

先生は、なぜ気づかなかったか、そのままにしたのか、って絶対、いうと思う

真顔真顔真顔

ははぁん

怒られるの怖いの?

うん…

それは、仕方ないよ。
だって、忘れてしまったんだもん。
提出しなかったんだもん。
「ごめんなさい」って言うしかないよね。

提出したいんだよね?


息子は、先生にも原因があるのだと伝えてくる。

それも分かるけど、
多分、彼のいうことは先生は覚えてないだろう。

でも、提出したい気持ちを大事にしたい気持ちを大事にしようぜ!

叱られたっていいじゃないか!

キミのそのステキな気持ちが大事なんだよ星

出さなければ済むことを
たくさんの葛藤の中で提出したい気持ちを選んだ息子。


その宿題の息子の答え…

プールで泳いだ時の気持ちは?
という問いに
「(泳いだ時に見た)空が青くてキレイだった」と書いたのでした。

わたしはその答えが
すごくステキな答えで大好きだった。

わたしは訂正したくなかった。

間違いではないと思ったから。


でも、先生としては、
泳いだことに対する感想を書いてほしかったのだ。

泳げたことと、空が青かったことは関係ないという考えなのだが、

息子はこの答えの何が間違っているのか本当に理解できなくて、とても悩んだのだ。

彼の正直な気持ちが通じず、
自分に分からないけれど、そこに自分の答えがある不思議さ。

なんかね、息子の気持ち分かるんだ。

わたしもそんなタイプだから。

だって、
泳げた嬉しさと、
空の青のキレイさが嬉しさとが
リンクしたんだもん。


彼は
そんな体験と
葛藤の中で言いたくなった…

自分で見たくなかった本当の気持ちと向き合って、それを言葉に出来たのでした。。。


そんな彼が
ちょくちょく消えて考えてた場所…

それは、

押入れの中でした真顔真顔真顔



我が家でいちばんうるさい…
もとい!
ずーーーーーっと喋ってる人が、
ひとり、自分と向き合う場所…

そこは…

押入れ


ディープだわぁ…



love & free せち


彼の見せてくれる姿が
わたしとリンクする…

この頃 書いてきたことに
息子がわたしに答えを見せてくれる…