美しくあることの純粋さと強さを教えてくれた人 | The yoko's room〜もっとdeepに感じていこう〜

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路地に惹かれ、珈琲が好き♡

そして、何より、
感じること、気づきが大好きです。
心が、喜んだり、悲しくなったり、怒ったり、笑ったり…丸っと自分を受け止めて、自分のまんま、deepに味わって生きたい。わたしの想いです。

ある年の
ゴールデンウィーク

家族で
大宮の鉄博に行きました。

その時、強くわたしの心をうった
忘れられない思い出があります。


「忘れなれない」というより
大切にしたいわたしの思い出


息子は新幹線が好きで
だけど、いろんなことがまだよくわからないというのに
パパは勇んで「鉄博旅行」を提案新幹線

それは、
鉄博にしか寄らない

という、わたしには「え…?(それだけですか真顔)」いう提案でした。



鉄道知識まるで無しな私(パパ含む)

ネットで調べると
連休などはとても混むらしい。

旅の当日、朝早く家を出て
おっきな荷物抱えながら
(オムツってかさばりますよねDASH!思い出すなぁ)

開館2時間前というのに既に列をなす行列びっくり
そこにわたしが並び

パパと息子は
入り口前にある展示やらで遊んでいました。

(おおデレデレ お幼さが。懐かしい黄色い花

すると
パパがわたしのところにやってきて

「あの人、多分、男の人だと思うんだよね」とわたしに伝えてくるのです。

“ん?”と思い、パパが伝える方へ目を向けると、
一見、わたしには気づけないけれど、

言われてみると そうかもしれない
と思う人が…



とっても
とっても
とっても
とっても

とーーーーーーっても
楽しそうに

開館前から
鉄博を満喫されていました。
わたしは、
その純粋に喜んで
純粋に楽しんでる彼女の姿に

開館までの2時間
感動の嵐がわたしの中に巻き起こっていました。


彼女が色々楽しんで
時々自分の列に戻るとき

彼女の前に並んでいる子供達がいました。

彼女は自分で撮ったと思われる
携帯におさめた写真を子供達に見せていました。

その姿が
また本当に楽しそうなのです

多分、年の頃は私と同じくらいだと思われるのですが、

子供達に無邪気に
(だけど、ちっとも子供っぽくないんです。
本当は男性なんだと思うけど、とてもご自身の美しさを清々しさを表現されてる(心がけている)が自然と伝わってくるような女性らしい…私よりとーーーっても可愛くて美しい大人の女性でした笑い泣き

携帯を見せてはお話していました。


だけど、
子供達の側で
一緒に来ているお母さんと思しき人が
とっても怪訝そうで
側から離れたいという雰囲気が伝わってきます。

子供達はそれを察するのですが
どうやら携帯の写真にとっても興味がある様子で。

お母さんと思しき人も子供達もお互い何も言わず、子供達は彼女の話に興味深く話を聞いていました。

その彼女はというと
すぐ側にいるお母さんと思しき人に気をとられることなく、子供達に携帯を見せて説明していました。

その姿が
わたしにはとっても「純粋な何か」が強く伝わってきて、なんだか泣けてきそうになるのです。

(…純粋さって。涙を誘いませんか?ほっこり


勝手な想像ですが

彼女は、

沢山の…
わたしにはわからない 
たくさんの 色んな経験を
されてきたのだと思いました。

彼女が自分の大切な思いを
表現したいために
選んできたもの

そのために彼女が自分らしく
楽しんでいられるために
経験から備えたもの

いろんな経験をされながら
自分が美しくあれることの
方法を

彼女は経験の中から
身につけてきたのではないのだろうか

そんなことを
わたしは思っていました。


その時のわたしは、
夫婦だけで…自分だけで子育てしているから、いつも余裕なくて忙しくて、自分のことなんて何にもしてあげられないという悲しさの思いをいつも抱えていました。


だけど、
そんな時に
彼女に出会って

話をするでもなく
ただ姿を見ていただけなのに

とても強く惹かれて
わたしの気持ちを大きく変えてくれた
キッカケの人でした。

パパに「友達になってくださいって、聞いてきたら?」と言われて、めちゃくちゃびっくりポーン

わたしの心の中で展開してた感動が
なぜか彼に伝わってる???ポーン

そう言われて
いろんな動揺が起こったけれど、

色々考えて
(めちゃくちゃ友達になれればなりたかったけれど)

気持ちを抑えて
アクションせず
わたしの大切な思い出にしました。



鉄博の帰りは、
今は亡きパパのお姉さんのいる那須に寄って来ました虹

何度も書こうと思って
ずっと書けずいて

でもなぜかいまふと思い出し
書きました。

とても大切な思い出


love & free せち