昨日、無性に美味しい珈琲が飲みたくて、近所のカフェへ行ったら、出会った本。
ずる休み中の息子と
わざわざ出かけた事を後悔するほど
カフェで落ち着かない息子とすぐにお店を出てきたけれど
この本の出会いは、
今も私に響いてて…
地域の文化や
異なる風習にとても関心がある私
言葉で、
そこに住んでる人たちに根付く意識に触れるのはとても興味深くて、楽しい。
数ページしか読めなかったけれど、
今も私の心を動かしているのが、
ギリシャの単語。
単語自体は忘れてしまったけれど、
ギリシャのそのひとつの単語には、
例えば料理を作るときのように、
目の前の些細なことと思える日常ひとつにも、情熱と魂を込めている、
というような意味を持っていて
著者は、ギリシャで目にするものなどにその心意気というか、
その言葉そのものがギリシャを作ったというような感じがすることを書いていて
本当に…
いまの自分に
とってもその著者の想いに
心が動いた。
先の「何か」にこころを砕いているより、いま込めるべき「そのこと」が、
人生を作っていくし、作っているのだってことを思い出す
そんなことを
わさわさと気忙しい中で
感じたひと時だった