世界的にも評判の悪いことで有名な空港の一つ。
日本からロシア第2の都市、サンクトペテルブルグに行く際にも、
この空港(とAeroflot)を使いたくないので、
Finnairで乗り継いで行く、というロシア人すらいる。
ただ、
3年前に空港と市内の間を特急列車が結び、
数時間の渋滞に巻き込まれて、飛行機に乗り遅れるというのは
もう過去の話。
2年ほど前に新ターミナルも出来て、
日本から来れば、ベンチの数が少なく暗いことで有名だった
旧ターミナルにお世話になることももはや少なくなった。
どれだけ暗かったかというと、これくらいだ。
空港と駅は通路で結ばれている。
テロ対策が強化されたため、空港に入るには
保安検査が必要だ。
新ターミナルは極めて明るい。
職員の対応はまだ20世紀で、
相変わらず職員や免税店の店員には
横柄な(もしくは単にそう見える)人が多い。
でもふと空港の天井を見上げると、
なにやら数世紀先を意識したようなデザインである。
入国審査は、何をそんなに勿体ぶるのかというほど、
作業が遅くて、列を成すことが多い。
新ターミナルではチェックインカウンターがたくさんあるものの、
開いているのはわずかなため、ここでも列が長いことがある。
下の写真は、空いているときと、
氷雨で欠航便が続出した2010年末の様子。
新ターミナルはガラス張りの面積が大きく、
太陽光が差し込み、かなり明るい。
写真は4月初めの夕方だった。
暗いイメージはこれで払拭されるでしょう。
新ターミナルはD、旧ターミナルはF、
その間に新しい小さめのターミナルEがある。
Eは蛍光灯が強い。
アエロフロートがこれだけまとめて
見られるのも、この空港ならでは。
個人的には2010年末にこの空港で2泊3日を過ごした経験が
トラウマになっている。
飛行機が欠航するなら、
この空港でだけは避けたいものだ。