バルト海に面するリトアニアのリゾート地パランガPalangaの国際空港。
これまでの空港遍歴で最も小さい空港だった。
この日6月18日の出発便は計3便。(写真)
自分の搭乗機は朝のエアバルティックRiga行き。
日によってはまちまちで、オスロ便もあるようだ。
パランガに運行している飛行機の時刻表は、
日本の地方の駅の時刻表とほぼ同じ。(写真)
空港は基本的に、買い物をする場所ではなく、
本来は飛行機が発着する場所であることを思い知らされる。
田舎の駅を見るようで、のんびりしていて静かだ。
免税店、ターミナルという概念はない。
空港内のアナウンスもなかった気がする。
ゲートは2つ。
ゲート前にはお土産屋兼カフェが一軒ある。
これが空港内で唯一やっているお店だった。
ゲート前のロビーはガラスを通じて太陽光が差し込み明るい。(写真)
この写真ではまだ搭乗客は来ていないが、
座り心地抜群の椅子が窓際に集中している。
空港には到着階、出発階の概念はなく、一回建て。
飛行機の駐機場や滑走路には柵があり、
見送る人がここで飛行機が飛び立つのを見守る。(写真)
隣に座っている人が携帯で話しながら、
窓から、柵の向こうで見送っている人に手を振っているのが印象的だった。
2時間前にチェックインをするべきかと思い、タクシーで空港に向かったが、
チェックイン開始はそれよりも後だった。早く着すぎた。
セキュリティーチェックは思ったより厳しく、
チューブの洗顔フォームを透明の袋に入れていなかったことが発端で、
初めてリュックの中を手探りで検査された。
あの厳しさは何だったのだろう。
チェックインカウンターもセキュリティーチェックも並んである。(写真)
朝一番のコペンハーゲン行のSAS機が離陸した直後に、BT機がリガから到着。(写真)
自分は預け荷物がなかったのでわからないが、
チェックインカウンターで重量をチェックされタグ付された預け荷物(よく見えないが写真左方)は、
機体近くまで乗客が持っていき、
空港の係員が機体に詰め込んでいた。
確かに停泊している飛行機は1つ、しかも機体も空港の規模も小さいので、
不思議ではないだろう。