シェレメチェヴォ空港での乗り継ぎ | 飛行機に乗って

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飛行機が好きです。
機種とかよりも航空会社やエアライングッズ、空港が好きです。
旅先で乗った飛行機や、使った航空会社、集めているエアライングッズについて、報告します。
行先は東欧・北欧と偏りがあるので、あしからず。
利用する航空会社は主にスカイチームです。

SVO空港での乗り継ぎは、

ラトヴィア・リーガへの、もしくはリーガからの乗り継ぎでこれまでに10回(5往復)使ったことがある。


どの場合も利用航空会社はSUで、2010年からはモスクワ・リーガ間は、コードシェア便のエア・バルティックでの運行便に乗ることがほとんどだ。



成田のカウンターでは、エア・バルティックのモスクワ・リーガ間のチケットを発行できないようで、

大抵17時ごろSVOについて、22時30分過ぎのリーガ行きのフライトの2時間前に、

トランジットデスクでチケットをもらう。



待ち時間がいつも5時間もあるため、飛行機で出される第二ミール(正確には夕食ではなくて軽食)

を食べてもおなかが減る。

かといって、空港の食事は高いので、自宅で作ったおにぎりや、お菓子、カロリーメートを

ベンチで食べる。

モスクワの空港で、日本を体現したおにぎりを食べるとかなり和む(笑)




モスクワに着くと、時間的に、日本へ帰る人達に出くわす。

なので、もし知り合いが帰るところで、自分の乗り継ぎに時間があれば、

東京に見送ることも可能です。(写真)



飛行機に乗って-東京行の飛行機


現に2010年3月の回では、まだ古いターミナルだったけど、

知り合いの声が売店から聞こえると思ったら、

大学の同期がヨーロッパ旅行から帰るところだった。

おしゃべりに花を咲かせ、無事に東京へと見送りました。


そのほか、乗り継ぎのリトアニア人と仲良くなったり、

キルギスに娘さんを尋ねに行く、日本人ご夫妻とおしゃべりをして

時間を過ごしたこともあった。



2010年からは新ターミナルDができたことで、

あの悪名高き「暗い」ターミナル(現ターミナルF)の中で過ごすことはなくなった。


ターミナルD、E、Fはつながっていて自由に移動できるので、

自分の次のフライトのターミナルに関係なく、好きな場所で時間を過ごせる。

写真はターミナル間連絡通路の案内。



飛行機に乗って-連絡通路案内



2010年3月、2010年12月、そして今回2011年6月にSVOで乗り継いだが、

どの回もリーガへのチケットの入手方法は異なった。


2010年3月は、ターミナルFに到着後、通り過ぎてしまうくらい暗くて小さい

トランジット部屋でチケットを入手。

この際リーガ行きの乗客のパスポートを係員が回収、

おそらチェックインカウンターまで行き、まとめてチェックインしていると思われます。

この場合、東京からの飛行機と次の乗り継ぎ便のターミナルは同じ。



2010年12月からの乗り継ぎの流れは、

ターミナルDに東京から到着後、

ロシア入国方面ではなく、乗り継ぎカウンターへ。


この際、すでに次の便のチケットが手元にあれば、そのまま通過。

なければ、どこでこれからのチケットを入手すればいいかの書面の指示

「何時にどのターミナルのどこでチェックイン」を受ける。


さすがに、どの便の乗客に、どの便の乗り継ぎ客がいるかは

把握しているようで、東京からリーガへの乗り継ぎと知ると、

事前に用意されている紙片をくれる。



入国審査に似た窓口でパスポートと、次の便のチケット、

もしくは書面の指示を見せる。

入国はしないので、ここではパスポートには何も押されない。


その後、次の便のチケット、もしくは書面の指示を係員に見せて、

セキュリティーチェック。


その後、各ターミナルへ、という流れ。




2010年12月は、ターミナルDに着いて、ターミナルFのトランジット部屋で待機。

リーガ行きの乗客がまとまったが、係員と一緒にターミナルEに移動。

(ただし係員は無愛想なので、ロシア語が分からないとどこに連れて行かれるのか

不安に思う人がいただろう)

全員のパスポートを回収し、係員は関係者専用ゾーンへ行き、

チェックインカウンターで、全員をチェックイン。

(ここでも、もしあの係員がパスポートを持ったまま消えたらどうしよう、と思う人もいるだろう)

この場合、東京からの飛行機と次の乗り継ぎ便のターミナルは異なる。


2011年6月は、2010年12月と同じく、ターミナルDに到着、乗り継ぎ便はターミナルEだったが、

チケットの入手は、ターミナルEの指定ゲート前。

20時30分に集合するよう言われていたが、

日本人の感覚だと20時20分には係員が準備を始めるのが普通なので、

20時35分くらいになっても誰も係員が来ないことに、

たとえロシア語が分かっていても、かなりの不安を感じた。(笑)

今回も係員がパスポートを回収、まとめて乗り継ぎ客をチェックイン。




到着後の乗り継ぎカウンターは、

アジアからの到着便が夕方に集中することもあり結構混む。

ベトナムやらら中国からの到着便です。

つまり、ロシアに入国しなくても、

乗り継ぐだけで、ロシアの行列の洗礼は受けられるのです。


また、ロシア入国方面の手前に、このカウンターがあり、

しかも結構な行列になっているので、

乗り継ぎ客でない人が入国審査と間違えて、

この乗り継ぎカウンターに並んでしまうケースを

何回か見かけたことがある。



乗り継ぎ時間に余裕があれば、カウンターに並ぶ前に

トイレに行って用を足す(新ターミナルはきれいです)、歯を磨く、顔を洗うだけの余裕はある。



2010年12月の際の乗り継ぎカウンターの髪の短いおばさんは、

今回2011年6月も健在(写真)

そして入国審査に似たゾーンに並ぶ人々。




飛行機に乗って-乗りつぎカウンター







彼女は2010年12月、カウンター越しで、次の段階の入国審査に似たカウンターの係員

に大声で「なんであのフランス人達通しちゃったの!」と怒っていた。





ターミナルDは、太陽光が差し込む建築スタイルになっているため、

もはや「暗い」のはターミナルFのみ。

明るいうちはターミナルDで、暗くなったらターミナルEのベンチで

学会の発表練習を地味にする。

写真はターミナルE、2010年12月撮影。



飛行機に乗って-ターミナルE



ターミナルDはガラス張りなので、外の飛行機がよく見れる。

またSU機をこれだけまとめて写真で取りやすいのも、ターミナルDだろう。(写真)



飛行機に乗って-SU




リーガからはすべての回において、東京までのチケットがもらえる。

どの回も必ずモスクワでの乗り継ぎ時間が結構あり、

もしくは早めにリーガを出発する便を選び、

トランジットビザでモスクワを数時間散歩する。


預け荷物はそのまま東京に向かうので、

身軽に市内に出れる。

重い荷物があれば、ターミナルD地下階の手荷物預かり所に預けられます。


すでにチェックイン済みなので、1時間前に空港についても問題はなさそうですが、

何があるかわからないのがロシア。

やはり普通に2時間前について、空港でのんびりするほうがいいでしょう。

免税品店が充実し始めたので、退屈はしません。


またアエロエクスプレスの開通で、市内・空港間のアクセスは完璧。


テロ対策か、

セキュリティーチェックが、

市内のべラルスカヤ駅の乗り場に搭乗、

空港のターミナル入口に「復活」したけど、かなり形式的。


よほどのことがない限り、セキュリティーチェックが混んでて

飛行機に乗り遅れた、ということはありえないのでご安心を。